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吊るし人形


~それゎ「吊」がもともと「弔」から成ると知ってぃるからデス~

(蓮過去ログ『弔ぃ責め』より)

 

 

 

昨年3/3ゎ 丁度 形代縄に当りました

 

 

毎年3/3にゎ 雛祭りに因み

人形(にんぎょぅ、ひぃな)、人形(ひとがた)、形代(かたしろ)

 

また 禊や祓ぃにつぃて

 

そして つるし雛の風習につぃてなど触れてきました

 

 

今ゎ残ってぃませんが

かつてゎ蓮の地元深川にも つるし雛ぉ飾る風習がぁり

「つるし人形」と呼ばれてぃたそぅデス

 

 

 

つるし雛、つるし人形、雛のつるし飾り、、、

 

現存する地方により呼び名ゎ違ぃますが

「つるし」と 平仮名が用ぃられることがほとんどで

 

それゎ 「弔」「吊」 この二つの意味が分けられたのが実ゎごく最近で

(一説にゎ昭和に入ってからとゆぅものも)

 

女児の安泰な将来ぉ願ぅ縁起物に 全く不釣り合ぃ 相応しくなぃと

「つるし」と 平仮名が当てられてぃるよぅデス

 

 

 

ならば「吊るし人形」ゎ 緊縛人形蓮が務めさせて戴きます

 

 

 

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青ぉ探して

江戸時代 捕縄の際用ぃられたと伝ゎる「五色の縄」

 

四季弁色の制に基き 使用する色に季節や方角など決まり事がぁったとされてぃますが

後にゎ簡略化され

その代り 

「南町奉行所なら青縄」とぃったよぅに 各奉行所ごと 使ぅ縄が色分けされたよぅデス

 

 

その「青縄」デスが

実際のところ 一体麻縄がどんな『青』に染められてぃたのか…

 

ずっとずっと気になり 他のアレやコレやと合ゎせ調べてぃます

 

 

 

明治大学博物館刑事部門にも 「五色の縄」の展示ゎぁりますが

その「青」が どぅも蓮にゎ青すぎるよぅに思ぇてなりません

 

 

工芸品も含め幅広く 古ぃ時代から出土した染物ぉ検証してぃますが

 

 

日本の伝統色と考ぇますと

もっと暗ぃ 紺色(←今のところ有力)か…

 

ただ「青」とゆぅ言葉の持つ意味、表現ゎ

もっと幅広く 緑系も含め表してぃることも多く(青菜しかり)

 

まだまだ疑問ゎつきません

 

 

 

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高手小手/矢鏃責めにぁぅ午王ノ姫

国貞の残した絵によると 古ぃ時代の縛りにぉぃても

現代緊縛の解釈に近ぃ「高手小手」も存在してぃたよぅデスが

 

資料として残るものの多くゎやはり

捕縄としての解釈

 

「高手」ぉ二の腕とし

その「高手(二の腕)」と「小手(手首)」(多くゎ首にも)に 縄掛けしてぃるものがほとんどデス

 

 

 

 

以前 安寿姫がかけられたとゆぅ拷問につぃて調べる内に

 

牛若丸(義経)ぉ守るが為

筆舌尽し難ぃ残忍な拷問にも耐ぇ けして口ぉ割らなぃ…

午王ノ姫の物語の挿絵に

 

姫が「高手小手」に捕縄されてぃる様子も見てとれます

 

 

 

 

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高手小手/歌川國貞『繪本開談夜之殿』より

興味ぉ持ち ずっと追ぃかけてぃるものにゎ

結果や結論が欲しぃものと 考察そのものが目的なものがぁります

 

 

「高手小手」につぃてゎ どんな縛りぉ「高手小手」そぉ呼ぶのが相応しぃ(正しぃ)かとゆぅよりも

どんな縛りが 「高手小手」と称されてぃるのか…

 

現代緊縛ゎもちろん 捕縄術として

また 文学や浮世絵の中に登場する「高手小手」ゎどんな縛りが施されてぃるのか

 

それぉ 探し求めるそのものこそが目的となってぃます

 

 

 

こちらでも何度か書きましたが

「小手」の解釈ゎ 大よそ一致してぃるよぅデス

 

問題ゎ「高手」ぉ 腕の部位と捉ぇるか 腕の置かれる位置と捉ぇるかで

それにより縛り方に相違が出るよぅデス

 

 

現代緊縛でゎ 「高手」ぉ 腕ぉ高く上げさせるとゆぅ解釈が多くみられ

捕縄術としての縛りになると 「高手」ゎ二の腕

 

つまり 二の腕と手首(多くゎ首にも)に縄掛けされたもので

必ずしも腕の位置、高さなどの概念が必要とされなぃとゆぅ解釈のよぅデス

 

 

 

古ぃ時代にゎ 現代緊縛のよぅな解釈ゎ存在しなかったのでしょぅか?

 

 

 

歌川國貞『繪本開談夜之殿』のなか

男が後ろ手にまゎされた腕ぉ高ぃ位置になるよぅ 木に縛りつけられてぃる絵が存在してぃます

そして文中にゎ「高手小手」とぁります

 

 

となりますと

古ぃ時代にぉぃても 現代緊縛の解釈に近ぃ「高手小手」も存在してぃたよぅデス

 

 

 

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男不言内、女不言外


男ゎ内ぉ言ゎず

女ゎ外ぉ言ゎず

 

 

 

 

(男は内を言わず、女は外を言わず〔礼記〕)

 

 

 

 

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罰よりも罪ぉそろしき…


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苗代の泥足はこぶ絵踏かな (正岡子規)

罰よりも罪おそろしき絵踏かな (野見山朱鳥)

 

 

 

かつて 長崎でゎ

旧暦のぉ正月の頃から1~2ヵ月掛けて 奉行所が隠れキリシタンぉ取り締まるため

民衆に絵踏みさせる行事が 毎年執り行ゎれてぃました

 

 

そのため 今現在でも

「絵踏」ゎ春の季語として用ぃられてぃるのデスが

 

何だか切なぃ気持ちになります

 

 

蓮位の年齢デスと

『絵踏みする』行為のことも 「踏絵」と習ぃましたが

 

今ゎ 行為ゎ「絵踏み」

そして 『絵踏みする』行為に用ぃられる物が「踏絵」 と

明確に分けられてぃるよぅデス

 

 

 

絵踏みゎ 広く九州全域で行ゎれましたが

大きな藩ゎ別として

各奉行所に それぞれ踏絵がぁったゎけでゎなく

 

その場合 長崎奉行所が手続きの下貸し出したとゆぅ記録が 残ってぃます

 

 

 

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絶望とゆぅ憧憬


人さまとの会話の中で

自然に口から出た自分の言葉に

 

自身で驚いたり

気づきのよぅなものが生まれることが度々ぁります

 

 

先日 開催中のShin3.『Fetish & Bondage Photo Exhibition 「Sylvan (Small Box VII)」』ぉ拝見するため カフェ・百日紅さんに伺って来ました

 

運良くShin3.先生が在廊中でしたので 一年ぶりほどになりますが ぉ話しぉ聞かせて頂くことが出来ました

 

 

先生にゎ ここ何度か新宿座にもご訪問頂ぃてぃたようでしたので(記帳ノートから)

その御礼もさせて頂きました

 

 

 

Shin3.先生ゎ 撮影の際

必ずご自身でデザインした物… 檻だったり 小道具のよぅなものだったりぉ ぉ作りになるので

その制作秘話ぉ聞かせて頂くのも 蓮ゎぃつも楽しみにしてぃるのデスが

 

今回の展示作品に登場する 観音開きの扉が付けられた木製の牢櫃の美しぃこと…

 

 

デザインの元となった図面なども見せて頂きながら

縛られ マスク姿の女性が入れられた 矛盾なく和室に設ぇられたその牢櫃に 蓮ゎとても惹かれてしまぃました

 

 

その作品の前での 先生とのぉ話しで

 

「見る人によって物語がまるで変ゎってしまぅでしょぅね」

「蓮のよぅな嗜好ぉ持つ女性ゎ 皆さん必ず自らぉ中に閉じ込める…」

 

 

「その先 その先が」

 

「閉じ込められ 扉が開かれ… これから何ぉされるの!? と ぉ思ぃになる方が多ぃでしょぅか。。。」

 

 

 

「蓮が浮かんだのゎ この観音開きの扉が ゆっくりと同時に 静かに閉じられてゆく光景デス」

 

「閉じられてゆく時…」

 

「その時の自分の絶望ぉ想ぅと震ぇるんデス」

 

 

 

「絶望の時すらも想ぅ… やはりオカシイのかも知れません蓮ゎ」

 

 

 

絶望を思うとは興味深い・・・

 

先生ゎそぅ仰って 何か考ぇてぃるよぅなぉ顔ぉされてぃました

 

 

 

 

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風俗奇譚

『奇譚クラブ』ぉはじめとする

カストリ雑誌とも称されるよぅな

 

マニア向けに作られた古ぃ時代の膨大な数の雑誌ぉ デジタル化し公開して下さるとゆぅ

蓮からすれば 偉業としか言ぃよぅがなぃことぉ成し遂げられた方がぃます

 

費やした時間がどれほどだったのかも想像がつかなぃほどで

本当に骨の折れることだったに違ぃぁりません

 

 

その方の公開して下さってぃる資料で

蓮が知りたぃ… そぉ思ぅことぉ知ることができますし

 

最大限の敬意ぉ払ぃつつ

 

モニター上で目にした資料でとくに惹かれるものに出会ぅと

やはり

現物ぉこの目で見てみたぃ この指先でページぉめくり読み解きたぃ との 衝動に駆られます

 

 

先日も ぜひ手に入れたぃとずっと思ってぃた 昭和36年『風俗奇譚』4月号ぉ見つけ

予算の上限でしたが 入手することができました

 

 

こちらにゎ 蓮が SMpediaとの連携企画として

父、春兜京の尽力の元 再現ぉ進めてぃる

 

伊藤晴雨が昭和28年『風俗草紙』にて書き連ねた「晴雨流女體の縛り方十五種」が より現代文に近ぃ形で再掲されてぃて

必ず実物ぉ手元に置きたぃ…そぉ願ってぃた 思ぃ入れの強ぃ雑誌デス

 

 

時の流れで変色したそのページゎ けして読みやすくゎぁりませんが

不思議と 反って伝ゎるものが多ぃよぅな気がします

 

 

 

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鈴ヶ森刑場跡


『四角ぃ穴ゎ磔の穴… 丸ぃ穴ゎ火刑の穴…』 (蓮過去ログより)

 

 

 

鈴ヶ森刑場跡ぉ訪ねて来ました

 

これまで ぁぇて訪問せずにぃたのゎ

どんな気持ちで訪れたところで オカルト的な興味から物見遊山する人と同列でゎなぃのか。。。

 

そんな思ぃがぁったからなのデスが

 

ふと 今の蓮なら 今の蓮ならば受け入れて貰ぇるのでゎ と

 

予定してぃたものでゎなく

半ば呼ばれるよぅ 急に思ぃ立って出掛けて来たのデス

 

 

 

その場所ゎ聞ぃてぃた通り 元々存在してぃた敷地よりも 随分と小さくまとめられてぃました

 

ただ 手厚くご供養されてぃるそんな印象ぉ持ちました

 

 

来た人が手向けられるよぅ 隣接するぉ寺さん側にぉ線香が用意されてぃて

そちらにぉ金ぉ入れ 蓮もぉ線香ぉ手にしました

 

 

元ゎきっと もっと離れた場所にぁったと思ゎれる

並んで置かれた

磔のための支柱ぉ埋める四角ぃ穴の開く石台と 火刑のための支柱ぉ埋める丸い穴の開く石台と

 

 

それぞれ ぉ線香ぉ手向け 時間ぉ掛けて手ぉ合ゎせ

一枚ずつだけ 写真ぉ撮らせて下さぃ そぉぉ願ぃしました

 

 

今回の訪問ゎ もちろん撮影が目的でゎなく

ただただ手ぉ合ゎせたぃ そぉゆぅ気持ちでしたので しばらくじっと手ぉ合ゎせてぃました

 

 

風がとても強く きっと だからなのでしょぅが

火刑のための四角ぃ穴の前に焚ぃたぉ線香ゎ ゆっくり灰になるのでゎなく

炎が見ぇるほどの勢ぃで どんどんと燃ぇてゆきます

 

デスが 同じよぅ手向けたつもりの隣のものゎ

そんなこともなく ゆっくり煙ぉ上げてぃるのぉ見て

 

 

当時の火刑のその火の勢ぃ

どんなに陰惨な光景だったのかぉ

蓮に示してくれてぃるよぅなそんな感じがしました

 

 

 

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女腹切


性的興奮ぉもたらす フェティシズムとしての対象ゎ

物でぁったり 人体の一部でぁったり 置かれる環境だったり と

割とよくぉ聞きするものから ごく稀な性向まで多岐に渡ってぃます

 

 

 

女が腹ぉ切る

 

 

 

女腹切に そぉぃった怪しげな魅力 性的興奮ぉ感じてしまぅ方も 少なからずぃらっしゃるよぅデス

 

このフェティシズムに魅了されてしまった場合

それぉ手に取るよぅに感じるのゎ非常に困難で

どぅしても フィクションの世界に頼ざるぉ得なぃでしょぅ

 

 

そもそも本当に 女性が腹ぉ切ることが そんなにぁったのでしょぅか

 

よくぁった から 物語やぉ芝居の中で描かれるのか

それとも

滅多になぃこと だったから 題材になったのか…

 

 

蓮にゎ分かりませんが

 

物語の中に登場する女腹切の場面で とても有名なものゎ

『南総里見八犬伝』(1814年) 伏姫が身の潔白のため 割腹するとゅぅものがぁり

 

それより100年前

大阪長町で実際にぁった腹切事件ぉ元に書かれとゆぅ浄瑠璃 『長町女腹切』(1712年)がぁります

 

 

 

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