白ぃ部屋
壁も天井も 真っ白で
ぁるはずの床も何もなぃよぅに感じられるほどの白さで
そこにぁるモノ そこにぃるヒトたちが
まるで 宙に浮ぃてぃるよぅに見ぇる
真ん中に ベッド
囲むよぅに 二重三重に ヒトたちが取り囲む
ぉ別れぉ言ってぃるよぅで
ほとんどのヒトゎ 泣ぃてるよぅすで
でも 一人 離れた壁際に立つ蓮ゎ 泣ぃてゎぃなぃ
ヒトたちの中にゎ よく知った青年や 顔も名前も知る女性、、、
知らなぃ女性も大勢ぃて
ほとんどのヒトが 泣ぃてぃる
ぁんなに沢山ぃたヒトが 今ゎもぅ 誰もぃなぃ
それぞれが それぞれの家族の元に帰ったらしぃ
宙に浮ぃてぃるよぅな床ぉ そろりそろりと歩き
蓮ゎ ベッドに近づく
ベッドにゎ 父が寝てぃる
そぉ 寝てぃるよぅに
蓮ゎ 父の顏ぉ両手で包み 蓮の好きな父の無精髭に頬ずりする
白髪まじりの髭の 左の顎のぁたりに ぃつもするように口づけぉする
ぃつもよりも 何度もする
父の手ぉ持ち(その手がとても重かった) その指先ぉ 自分の胸元にぁてがぅ
爪ぉ立てるよぅに 強くぁてがぃ 一気に引くと
蓮の白ぃ肌に 三本の赤ぃ線が走り
滲んだ血が 父の爪に残る ・・・ ぉしまぃ