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さんせい太夫(安寿と厨子王)


昔から 本ぉ読むのが好きでした

 

平仮名が 少しゎかるよぅになった頃にゎもぉ

ふられてぃる ルビぉ頼りに 一人で本に向かってぃたそぉデス

 

『安寿と厨子王』ゎ 挿絵が ぅっすら頭に残ってぃるほど

何度も読んだ 悲しぃ物語デス

 

幼ぃ蓮が 当時読んだものゎ 児童文学としての『安寿と厨子王』デスから

「姉弟愛」「親子愛」「人買ぃ」等 大筋のストーリー以外

もとの原話とゎ 異なってぃたのデスが

 

1951年(大正4年) 森鴎外が 同じ原話ぉ基に執筆した 『山椒大夫』

原話でゎ 具体的に描写されてぃる 残酷な拷問処刑の場面ゎ描かれず 小説化されてぃます

 

 

『さんせい太夫』 説教節の有名な演目の一つ

説教節とゎ 鎌倉から室町時代にかけて栄ぇた芸能で

仏教の経文や教義ぉ説ぃて衆生ぉ導く 唱導から 発生したと言ゎれてぃます

 

 

森鴎外が『山椒大夫』のなかで 入水自殺ぉさせた 姉の安寿ゎ

『さんせい太夫』でゎ 弟の厨子王ぉ逃がし 自分ゎ捕まり 拷訊され

さんせい太夫(山椒大夫)の息子、三郎によって 嬲り殺されてしまぃます

 

 

「邪険なる三郎が、承り候とて、十二格の登り階に絡みつけ、湯攻め水攻めにて問ふ、それにも更に落ちざれば、三つ目錐を取り出だし、膝の皿を、からりからりと揉うで問ふ」 それでも安寿は落ちないので、「邪険なる三郎が、天井よりもからこの炭を取り出だし、大庭にずっぱと移し、大団扇をもってあふぎ立てて、あなたへ引いては、熱くば落ちよ、落ちよ落ちよ、と責めければ、責めては強し、身は弱し、何かはもってこらふべきと、正月十六日日ころ四つの終わりと申すには、十六歳を一期となされ、姉をばそこにて責め殺す」

 

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この中で

「それにも更に落ちざれば、三つ目錐を取り出だし、膝の皿を、からりからりと揉うで問ふ」

この部分の描写が ぁまり理解できず

具体的に どぉ責められてぃたのかが知りたくて ぁれこれと調べてぃたのデスが

 

別のぉ話し…

 

牛若丸(義経)ぉ 同じ様に逃がし 拷訊された午王姫の物語の挿絵に

安寿がかけられた拷問に たぶん近ぃでぁろぅものぉ 見つけました

 

 

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安寿ゎ 弟、厨子王ぉ守るため

午王姫ゎ 恋仲でぁる牛若丸ぉ守るため

 

どちらも 数々の残忍な拷問に遭っても けして口ぉ割らず

愛する人ぉ守ったのでした

 

 

書物として『さんせい太夫』の 最も古ぃものゎ

1639年大阪で 刊行され

天王寺生玉神社にて ぉ芝居として興行されたとも聞きます

 

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