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鮮やかな淡萌黄色の着物の女が 小さく身ぉ屈め

固く 動かずに居るのゎ 釘牢

 

 

実際に見るそれゎ

ネット上で目にしてぃたものとゎ まるで違ぅ印象で

戦慄すら覚ぇるほどの 圧倒的存在感デス

 

蓮が よく使ぅ表現に 『小さな叫び声』とゆぅのが ぁりますが

一見 とても静かな構図のこの絵に

まさに それと同じものぉ 感じたのデス

 

そして今回 展示されてぃたものの中に

この「釘牢」と 全く同じ構図の絵…

 

こちらも「釘牢」と並び 販売されてぃる関係で

これまでも ネット上で自由に情報ぉ見ることのできた 「新年」 その絵もぁりました

 

「新年」ゎ 構図こそ同じなのデスが

女ゎ 枯色の着物ぉ纏ぃ

項垂れるその牢ゎ 土壁のよぉな造りに見ぇます

 

 

「釘牢」「新年」

 

実ゎ 晴雨も他の作家と同じく

同じ構図で ぉ着物の柄ぉ変ぇ 色付けぉ変ぇたりしたものぉ 別の名前(タイトル)で残してぃて

もちろん両作品も そぉぃった類ぃの一つと これまで認識してぃました

 

ところが 離れた壁に貼られてぃた 両作品ぉ 何度も何度も往復しながら 見比べてぃるぅち

蓮にゎ 大きな疑問が湧ぃてきたのデス

 

「新年」も 実ゎ 「釘牢」でゎ なぃのかと…

 

見比べれば見比べるほど 晴雨「新年」の文字が「釘牢」に思ぇてしよぅがぁりません

 

 

ギャラリーの方ぉ捉まぇ ぉ訊ねするも もちろんゎかるゎけがぁりません

 

蓮ゎ すぐさまギャラリーぉ出て

その前から 途有る場所に 電話ぉかけました

 

今回の展示に 晴雨の絵ぉ提供してぃるはずの 蓮も大好きなぁの有名古書店にデス

 

 

蓮が

『Bunkamuraで展示中の伊藤晴雨の絵につぃてぉ訊ねしたぃことがぁる』 そぉ告げると

担当らしき方に 取り次ぃで下さぃました

(もしかしたら 店主の方かも知れません)

 

蓮ゎ 同じ構図のタイトルの違ぅ絵につぃて。。。 と 話し始めると

 

先方ゎ「晴雨は同じ構図、別のタイトルの絵を他にも残していて…」 

蓮と同じよぉな事ぉ ぉっしゃぃますので

 

「ぇぇ 存じ上げてぃます」

「ただ今回 実物ぉ初めて拝見して 晴雨の文字がどちらも「釘牢」に思ぇてならなぃのデス」

 

「不勉強で 旧字体の知識ゎなぃのデスが…」

 

 

蓮が ぁまりに熱心で 可哀想に思って下さったのか

「そうですか… ちょっと待って頂いて…」と 何やら調べて下さってぃるのが 電話越しにもゎかります

 

 

もちろん実物ゎ 蓮が今ぃるBunkamuraにぁるゎけデスから

きっとPC上のデータか何かで 確認して下さってるのかしら。。。そぉ思ってぃると

 

「ああ!これは! 釘牢だ! 新年は誤りだ 釘牢ですね!」

「いえ もちろんもう少し再度検討すべきですが 私自身は釘牢だと思います!」

 

 

蓮ゎ 丁寧にぉ礼ぉ述べて 再びギャラリーに戻りました

 

二枚の「釘牢」

その絵ぉ 心に刻むために

 

 

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“釘牢【二】” への2件のフィードバック

  1. コタケ より:

    すぐに電話するって、さすが蓮さん、行動力ありますね。
    確かに何も知らないで解読しようとすると、私の「新年」って書いていると思っちゃいます。

  2. naoto より:

    蓮さん

    見比べて、「おやっ?」「何かちがう?」そう感じる感性が素晴らしいです。

    信じたことは、間違っていませんでしたね!

    いまの気持ちを伝えたくて書き込ませていたたきました。

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