先日書ぃたブログ記事でゎ画人の名ゎ伏せてぃましたが
1964年発行の『裏窓』に
“名作「少年」の中の貴重なさし絵”と題された とても短ぃコラムが有るとゆぅ情報ぉ得ました
確かにそこにゎ 鏑木清方の名が有り
中央公論社発行「日本の文学」全集の中の挿絵と紹介されてぃます
唯 この記事ぉ知るより前 図書館でそちらの実物ぉ蓮ゎ既に目にしてぃましたが
肝心の挿絵が見当たりません
記事が書かれた当時ゎ未だ 谷崎潤一郎、川端康成両名のものしか発行されてぃなぃよぅデスが
蓮が手にしたものゎ もちろん全八十巻揃ってぃました
増版や再版の過程で削除されてしまったのでしょぅか…
継続し追ってぃます
資料として雑誌等購入する際
ぉ目当ての記事(画像、挿絵)が有り
尚且つ幸運にも 掲載誌の出版された年月日迄分かってぃれば
地道に探した上で後ゎ予算的な兼ね合ぃデスので比較的容易なんデスが
そぉぃった事ゎ極稀で
表紙にゎ内容の記載すら無ぃ事も多く
変態ぉトータルに扱ってぃる性質上緊縛関連が手薄なものにも
ぁたったりします(泣)
こちらゎ『晴雨流早繩』として挿絵付で紙面にぁったものぉ(初めて発表されたのゎ昭和28年)
父、春兜京のぉ力添ぇで再現したものデス
「晴雨流」と在るよぅに
首に縄掛けすることの多ぃ 一般的に捕縄術で用ぃられる技法とゎ異なってぃます
又 後手の手首が外ぉ向ぃてぃる点も 通常春蓮の縛りにゎ無ぃことデス
「仙吉、この狐を縛るんだからお前の帯をお貸し。そうして暴れないように二人で此奴の足を抑えて居ろ」
私は此の間見た草双紙の中の、旗本の若侍が仲間ちゅうげんと力を協わせて美人を掠奪する挿絵の事を想い泛かべながら、仙吉と一緒に友禅の裾模様の上から二本の脚をしっかりと抱きかゝえた。
其の間に信一は辛うじて光子を後手に縛り上げ、漸く縁側の欄干に括り着ける。
「栄ちゃん、此奴の帯を解いて猿轡さるぐつわを篏めておやり」
「よし来た」
と、私は早速光子の後に廻って鬱金うこん縮緬の扱帯しごきを解き、
結いたての唐人髷がこわれぬように襟足の長い頸すじへ手を挿し入れ、
しっとりと油にしめって居る髱たぼの下から耳を掠めて頤(おとがい)のあたりをぐる/\と二た廻り程巻きつけた上、力の限り引き絞ったから
縮緬はぐい/\と下脹しもぶくれのした頬の肉へ喰い入り、光子は金閣寺の雪姫のように身を悶えて苦しんで居る。
(谷崎潤一郎『少年』(青空文庫より))
『釘牢』同様
その儚さ、美しさよ
形代縄にゎ 緊縛嗜好の方に悦んで頂けるよぅな 古ぃ資料、貴重な資料ぉぉ持ちしてぃます
先日ゎ北斎の描ぃた駿河問とみられる挿絵ぉご覧頂きました
10/17ゎ風俗奇譚ぉぉ持ち致します
こちらにゎ 伊藤晴雨が昭和28年『風俗草紙』にて書き連ねた「晴雨流女體の縛り方十五種」がより現代文に近ぃ形で再掲されてぃます
(形代縄 10/17 巣鴨にて開催)
狂言や歌舞伎など
日本の伝統芸能の中でも かなり古ぃ時代から表現としてみられる古典的な責めが『棒縛り』デス
天秤棒ぉ担ぃだよぅに両腕ぉ伸ばした状態で 棒や竹に固定しまぅ縛りゎ
落語の台詞の中にも「貴様、棒縛りだ。」と出てくるほど
一般の方にも知られた責めと言ぇるでしょぅ
(形代縄 10/17 巣鴨にて開催)
『両手をうしろに手早く回し、両手の親指と親指を三味線のような細いじょうぶなもので、指が食い込むほどに縛る。』
『それから、糸のあまりを、女ののどに引っかけて、また、女の小指に食い込むほど強く縛る。あるいは、小指にかけずに、手首にかけるのもよい。』
『親指は感覚を失い、指の先は紫色に変色して知覚を失う。』
(伊藤晴雨)
形代縄 10/17 巣鴨