SMとゆうものぉ よく知らなぃままの蓮が 父と出逢った当時
その頃 もぉすでに 父の口からゎ
「主」や 「奴隷」や 『主従』 などの言葉が 出ることゎぁりませんでした
出るとしても
その場の誰かぉ茶化したよぅな 冗談の中でのことで
なので 蓮も
「SMに於ける主従関係」 にゎ とくに興味ぉ惹かれなぃでぃました
それが 正式に 父のパートナーとなった頃から
ゆっくりと…
実にゆっくりと 自然な 心の芽生ぇとして
「主従」 につぃて 想ぅよぅになりました
想ぅとゎ 察したり 感じたり 嗅ぎ取ったりと ゆぅよぅにデス
想ぅよぅになると
SM界に氾濫してぃるのゎ 蓮が想ぅそれとゎ まるで別の物。。。
蓮の環境から見ることのできる範囲の SM界デスから
大方がそぉだと 決めつけてぃるのでもぁりませんし
様々な解釈での その方なりの形でよぃはずデスから もちろん
否定も 批難も するものでゎぁりません
ただ 蓮が想ぅものより 「随分とカジュアル」 との 印象ぉ持ってぃます
春兜京・蓮に 主従ゎぁりません
なのに それぉ深く感じる方も けして少なくなぃのもまた 事実なのデス
■女ならば■ 春兜京
三途の川を渡る時は
誰それの女やと
堂々と言うて渡りや。
父ゎ 言ぃます
「男の言葉は女のためにあるんやない。」
それでも…
十分 褒美になります
なんのトラウマも持たず
他所からの刷り込みもなく ただ そぉ 生まれ就く…
ただ マゾヒストとして 生まれてしまっただけ
そんな女も ぃるのだと思います
そぉゆぅ女にとって
「マゾ」とゆぅ言葉ゎ
性癖のみならず 生き方にすら結び付くもので
もはや 要とも 枢軸とも言ぇるほどに
覚ぇてぃることに さほど意味ぉ感じません
むしろ しっかり忘れることこそ 重要なのデス
大事なことゎ 覚ぇてなどぃなくても
すっかり 沁み入ってしまってるもの
しっかりと忘れ
沁み入ってるものだけが 滲んでくるかのよぉに…
忘却ゎ生きる力
女ゎ 皆
蓮と同様の強さぉ 持ってぃます
ただ
心に置かれてぃる その在りかぉ知らなぃ か
使ぃ方がゎからなぃ のか…
使ぃ道ぉ知らなぃ だけ と 思ってぃます
蓮ゎ 使ぃ道ぉ与えられました
往く道ゎ 常に 泥濘み
とてもとても歩き難ぃのデスが
それでも この道が 蓮の進み往く道デス
振り返る岐路も
忽然と現れるでぁろぉ 今後の岐路も
蓮が 悪魔に魂ぉ売るとき
悪魔もまた その身ぉ蓮に委ねるのデス
蓮ゎ 幸せデス
そぉ 『幸せ』… と ぃつも 蓮ゎ言ぃます
『幸せ』 で
ただ でも 毎日 泣ぃてもぃます
『幸せ』 で
でも ただ
苦しくて 苦しくて
蓮ぉ 羨ましがり
羨ましさの その 成れの果てになのか
嫉みの感情ぉ ぶつけてくる方も 少なくぁりません
ひとつ言ぇるのゎ
蓮の立場になった場合
堪ぇ抜ける女ゎ そぉゎぃなぃはずデス
今この時代にぁってゎ