父が 言った
蓮ゎ よく覚ぇてぃる
父ゎ 言った
蓮ゎ よく覚ぇてぃる
誰がオマエのご主人さまか。。。 よーく教えたる。。。
小さくそぅ言って
何度も 顔ぉ叩き
長ぃ長ぃ時間 一本鞭ぉ浴びせた
キモチのぃぃ鞭でゎなくて
痛ぃ痛ぃ 酷ぃ鞭
何かが 壊れて
何かが生まれた
一度きりの 永久(とこしぇ)
数年前の人気ドラマ 『JIN』 の 作中でも 描かれてぃた 釣責ゎ
江戸時代 法の中で認められた 拷問デス
牢問での責苦にも 白状しなかった容疑者ゎ
ぃよぃよ 釣責にかけられるのデスが
技法としてゎ
その容疑者の 両手に
手首の 肉と皮が 剥けなぃよぉ 紙と藁ぉ 巻き
後ろ手に縛って
高ぃ場所から 吊り下げる とゆぅもので
腕が 急激に捻じれ上がって 骨が折れなぃよぉ
余った縄ぉ 胸に回して固定するナド
工夫されてもぃました
近年まで この様相ぉ呈した 法に依らなぃ拷問ゎ 世界各地でみられ
もちろんそれゎ
極端な差別主義に囚ゎれた狂人の 鬼畜な行ぃ でしかぁりません
蓮の 恋ぃ焦がれる 吊り責め と 拷問でしかなぃ 釣責 …
ご覧になる方にゎ まったくの別物と 映るのでしょぉか
それとも やはり
鬼畜な行ぃ なのでしょぉか
個展等 拝見して 内容に触れたときや
その展示作家さまと ぉ話しさせて頂ぃた ブログ記事の際ゎ 別にして
蓮ゎ こちらの場所で 特定の方のぉ名前ぉ挙げることゎ 控ぇてぃます
ぁぃかゎらず 緊縛界の隅っこに居るだけの 蓮デスので
どなたかのぉ名前ぉ 出すことによって
その方のぉ名前ぉ
よもや 売名行為のよぅに 利用する形になってゎぃけなぃ・・・
そぅゆぅつもりが 一切なくとも
結果的に そぉ感じる方がぃるかも知れない との 危惧から
それぞれの方の ぉ名前ゎ出さずに
蓮に言って下さった その言葉だけぉ 引用する形で
これまで 記事にしてきました
今回
先日 志摩紫光先生に ぉ目にかかったときのことぉ
ほんの少しだけ 書こぅと思ぃます
志摩先生のぉ名前ぉ ぁぇて こちらでぉ出しし 記すのゎ
蓮が こちらで何ぉ書こぅが もちろん 全く揺らぐことのなぃ
ぁまりに大きな存在でぃらっしゃぃますので
かぇって 匿名にする方が失礼と思ぃまして 今回ゎ そぉさせて頂ぃてます
志摩先生に ぉ目にかかるのゎ
昨年10月に 執り行ゎれました 『小妻要・参代目彫よし 二人展 「孤狼展」其一』 以来のことで
その時ゎ ご挨拶程度でしたので
ぉ話しさせて頂くのゎ 1年半振り位のことになります
サングラス越しにも伝ゎる 柔らかぃ笑顔で 蓮と 握手ぉして下さり
開口一番
「からだ 大丈夫?」 そぉ ぉっしゃぃます
蓮ゎ 一瞬
蓮の病のことぉ 気遣って下さる言葉かと思ったのデスが
すぐに
「あの縛りと責めによく堪えられてるよね。」
「この子は 身体大丈夫なのかって いつも心配しちゃうよ。」
そぉ 続けてぉっしゃったので そちらのこと・・・と 合点がゆきました
「完全に からだ預けてるのが 凄く伝わる。」
「からだ預けてるとゆうか 命預けてるなもう。」
「命懸けでなけりゃ 受けれない責めだよ あれは。」
命懸け。。。
見る方が見ると そぉ見ぇるのデスね
一途一心 ・・・ ただひたすら ひたむき
父が言ったこと… 言ぃ出したことぉ
すぐに 真ん中に 据ぇたりゎしません
男の言ぅことなど
どこか 仮の引き出しにでも 入れて置けばよぃのデス
蓮にゎ 生まれつきなのか どぉなのか
その引き出しが 沢山ぁって
沢山ぁっても
どこに
なにが
入ってぃるのか
極めて 正確で
なので ここぞのときに すっと取り出し
きちんと整ぇ
真ん中に 据ぇるのデス
多くのM女さまゎ 蓮より 遥か遥か従順なせぃか
主の言ぅことぉ
押しなべてダイレクトに受け取られてぃる との 印象ぉ 持ってぃますが
それがもとで
のちに かぇって不信感に苛まれるご様子も 時に 見聞きもします
蓮が 一般に言ゎれる 「一途な女」とゎ 違ぅのかもしれませんが
ただ ひたすら ひたむき・・・
「一途一心」なのゎ
よくゎかってぃます
自分のことデスから
ほんのすこし 眠れたそのとき
駿河問にされてぃる 夢ぉ 見ました
これまで 何度も
「駿河問」のよぉな 吊り責めぉ 受けましたが
そのほとんどゎ 後手縛りの背縄からと 両足首とでのものデス
デスので 正調、駿河問でゎなぃのデスが
春兜京・蓮の場合
一つの 「吊り」の形で 上げて下ろして ぉ終ぃになる…
なんてことゎ 絶対にぁりませんので
吊り責め から 吊り責め
そして 吊り縄ぉ 背縄から外してゆく 下ろし責め…
そのため 上半身が 後手で纏められてぃる方が
俗に言ゎれる 「吊りの展開」にゎ 繋がりやすぃよぅに思ぃます
後手縛りでの 駿河問(状態)でゎ
これゎもぉ 蓮が感じたことなのデスが
か細ぃ足が 高々と上げられ
反対に
頭ゎ ぐったりと 項垂れてぃるよぅな
そんな姿勢、体勢の方が 見た目の被虐感ゎ 高ぃよぅに思ぇるのデスが
実際にゎ 重ぃ重心ぉ持つ
頭が 高ぃ位置にぁる
後手の背縄ぉ 引き絞られてぃる姿勢の方が
これゎもぉ 酷ぃ苦痛で
責めとしてゎ さらに厳しぃものに感じます
すなゎち こちらの 「吊り責め」より
(プライベート動画より)
こちらの 「吊り責め」の方が 数段 酷しかったとゆぅ印象デス
ただし ときどき
「逆さ吊り」のよぉに 頭が下の位置にくること事体 “まるで駄目” な M女さまもぃらっしゃるらしぃので
一概にゎ言ぇなぃとも 思ぃます
日本一 逆さ吊り責めにぁぅ女としてゎ
美しぃ演出。。。 なのでしょぉが
靴の上から 縛られてるのなんて・・・
ちっとも 萌ぇません
だって もったぃなぃぢゃなぃデスかー
足首や
足指の 小さぃ小さぃ骨が
みしりみしりと 折れそになるのぉ 感じられなぃなんて (> <)
『なぜ これほどまでに 縛られたぃか…
それゎ 魂ぉ鎮めるため』 (蓮ブログ「鎮魂(たましずめ)より」)
昨年のイブの日
「鎮魂(たましずめ)」とゆぅタイトルで こぉ 蓮ゎ記しました
ただ 通常 蓮ゎ
「なぜ縛られたぃのか」につぃて まったく考ぇたりしません
縄好きの女性の皆さまが
悩んだり
また 迷ったりしてぃるときに限って
「なぜにこんなにも縛られたいのか。」につぃて
悶々としてぃるご様子ぉ たびたびぉ見かけし
それなら 蓮も考ぇてみましょ と
さらりと自然に浮かんだのが 「鎮魂(たましずめ)」だったとゆぅことデス
なぜ 縛られたぃか… ゎ
なぜ 生きるのか と 同じで
なぜ? どぅして? ぉ 探し求めることに 大した意味ゎなぃのだと思ぃます
大した意味がなぃ どころか
蓮にとってゎ 無駄な時間にさぇ 思ぇてしまぃます
蓮ゎ ただただ 縛られ
ただただ 生きるのみ
無我に夢中に そぉしてぃるだけで
理由など 必要としなぃからデス
ぁる日のタクシーの中
ちょっとした雑談からふと
「蓮おまえ 何のために生きてる? 蓮は何のために生きとんのや?」
そぉ 父に訊かれたのデスが
即座に 蓮ゎ
「何のために生きるとか…
死ぬ間際になってやっと 何のために生きてきたと 知るものだしー
死ぬ間際に知ればぃぃ その程度のものぢゃなぃんデスかー」 そぉ 答ぇました
「おまえは いっちいち言うことが深いわっ!」
当時 彼(元彼)ゎ 自宅のマンションの一室ぉ スタヂオにして 仕事ぉしてぃました
ロシア人のクオーターで 顔ゎ100%外人なのに 日本語しか話せなぃ男友達に頼み込み
ごく限られた 紹介客のみ応対してぃた 彼の元ぉ訪ねたのが 知り合ったきっかけデス
彼の仕事場ゎ とてもセンスがよく 蓮の興味ぉ惹くモノで 溢れかぇってぃました
香が焚かれ 壁にゎ コヨーテの頭蓋骨が飾られてぃます
たくさんの髑髏と たくさんのロザリオに囲まれた 中央のその椅子に座り
蓮ゎ 初めて会ぅ 目の前の彼の 施術ぉ受けます
蓮の 細ぃ二の腕ぉ
ゴム手袋に包まれた しなやかな指先で 強く掴み
ズレなぃよぉに固定して
柔らかな肌に 何本もぉ束にした ニードルぉ 走らせます
下書きの上ぉ なぞる針先ゎ
切り裂かれてぃるとゆぅ感覚より
焼け付く 尖ったナニかで 描かれてぃるかのよぉで 酷く熱く
それとゎ反対に 身体の末端ゎ 冷たく 冷ぇてゆくのがゎかります
(父が作ってくれた 尖らせすぎの十露盤と一緒で)
白ぃ肌ゎ みるみる血に染められ 蓮にゎ 下書きすらよく見ぇません
蓮ゎ 目ぉ瞑り
針先が与ぇる その痛みと
なぜか 同等の痛みにも思ぇる 彼が掴む二の腕に感じる強さ
その両方の感覚に 酔ってぃました
「大丈夫? 続けるよ。。。」
とても小さな声で とても静かに 彼が言ぃます
身体ぉ切り裂くオトコが 切り裂かれるオンナに向けた
静かで 穏やかな
でも 何か圧倒的なものぉ感じずにぃられなぃ
彼の 何気なぃ言葉
その言葉ゎ 蓮に 生まれて初めての感覚 …
感情ぉ 抱かせ
彼に 『男』ぉ 感じ
蓮ゎ そのとき 生まれて初めて 『女』になりました
彼の施術 その行為ゎ 蓮にとってゎ まさに 性行為だったのデス
大風で 土ぼこりが 立つ
土ぼこりが 目に入って 盲人が 増ぇる
盲人ゎ 座頭となり 三味線ぉ買ぅ
三味線に使ぅ 猫皮が大量に必要となり 猫が 殺される
猫が減れば 鼠が増ぇる
増ぇた鼠が 桶ぉ囓る
桶の 需要が 増ぇ 桶屋が儲かる・・・
『今日の大風で土ほこりが立ちて人の目の中へ入れば、世間にめくらが大ぶん出来る。
そこで三味線がよふうれる。そうすると猫の皮がたんといるによって世界中の猫が大分へる。
そふなれば鼠があばれ出すによって、おのづから箱の類をかぢりおる。
爰(ここ)で箱屋をしたらば大分よかりそふなものじゃと思案は仕だしても、是(これ)も元手がなふては埒(らち)明(あか)ず』
(1768年、無跡散人著「世間学者気質」より)
元々ゎ 桶屋でゎなく 箱(函)屋 なのだそぅデス…
風が吹けば桶屋が儲かる
蓮の逆さ吊りも それでもつ