師走～為果つ月～

陰暦の呼称で

未だに　ごく自然に使ゎれてぃる　「師走」

◆士に寄り添ぃて◆

父と 蓮ゎ　ともに『師』と 呼ばれる立場ﾃﾞｽが

父ゎ『師』でもぁり『士』でもぁります

｢師｣ゎ　 相手が 自分の方ぇと 来る 存在に使ぃ

｢士｣ゎ　 自らが 相手側に 行く 存在に使ゎれます

そぉ考ぇると

父が『師』でぁり『士』でぁるのも　至極 自然なことのよぉに思ぇます

蓮に足りなぃのゎ　そぉゆぅとこで

白痴

初めて読んだのゎ　14，5歳の頃　。。。

『その日から　白痴の女はただ待ちもうけている肉体であるにすぎず

その外の何の生活も、ただひときれの考えすらもないのであった。

常にただ待ちもうけていた。

伊沢の手が　女の肉体の一部にふれるというだけで、女の意識する全部のことは　肉体の行為であり、そして身体も、そして顔も、ただ待ちもうけているのみであった。

驚くべきことに、深夜、伊沢の手が女にふれるというだけで、眠り痴れた肉体が同一の反応を起し、肉体のみは常に生き、ただ待ちもうけているのである。眠りながらも！

けれども、目覚めている女の頭に何事が考えられているかと云えば、

元々ただの空虚であり、在るものはただ魂の昏睡と、そして生きている肉体のみではないか。

目覚めた時も魂はねむり、ねむった時もその肉体は目覚めている。

在るものはただ無自覚な肉慾のみ。

それはあらゆる時間に目覚め、

虫の如き倦まざる反応の蠢動を起す肉体であるにすぎない。』

ショーのときの映像ぉ見ると

どれほどまで　狂ってぃるのか　思ぃ知らされます

何に狂ってぃるのかゎ

言葉に置き換ぇたくなぃ　大切なものﾃﾞｽ

『もう一つ伊沢に印象的だったのは、ある白昼の空襲の際におびえた白痴の恐怖と苦悶の相の見るに耐えぬ醜悪さだった。

伊沢は3月10日の大空襲の焼跡で焼き鳥のような人間の屍を見ながら、

白痴の女の死を願ったりした。』　　　　 (「白痴」坂口安吾)

責石～伊豆石～

石抱き…　　　十露盤責め

三角形の木材ぉ　ビッシリと並べた台の上に　正座ぉさせられます

それだけで

無駄肉のなぃ華奢な脛にゎ　容赦なく鋭ぃ頂が　食ぃこみ

灼けるよぉな感覚

そして反対に　顔面と足先ゎ　みるみる冷たくなってゆくのが　ゎかります

マニア倶楽部の撮影でゎ

父ゎ　ぃつのまにかそこのぉ庭で調達してきた　苔むした石ぉ　蓮の膝にのせました

そして　蓮の身体ぉ揺すったり　太ももに　足ぉかけ　踏みつけたりします

ショーのときも　そぉﾃﾞｽ

江戸時代　実際の「牢問」としての　石抱き(十露盤責め)でゎ

一枚が　約50キロもぁる責石ぉ　次々のせられてゆくとゆぅのﾃﾞｽから

考ぇたくなぃほど　恐ろしぃ光景ﾃﾞｽ

責石ゎ　『伊豆石』　と呼ばれるもので

江戸城の石垣にも使ゎれてぃる　凝灰岩の一種ﾃﾞｽ

江戸時代から昭和29年頃まで　『伊豆石』ぉ切り出してぃた　採掘場跡で

「室岩洞」とゆぅところが　ぁるそぅﾃﾞｽが

そこでゎ　石に触れたりも　できるのでしょぅか…

『伊豆石』ゎ　濡れても　滑りにくぃんだそぉで

そのため

詰問される被疑者の　ぉびただしぃ血にまみれても　取扱ぃが　容易だったのかもしれません

親子どんぶり

先日も　こぉ書きました

「日々　ハトが豆鉄砲ぉ食ったよーな顔して　暮らしてぃますー」

TwitterのTLに流れてきた　他の方の会話で　『親子どんぶり』とゆぅ言葉ぉ　知りました

シチュエーションとして　蓮も(蓮でも)　理解できるのゎ

父のところで見せてもらぅ　マニア倶楽部の目次の中に　時々

～母と娘　両方～　的な　タイトルのものぉ　見かけるからで

ただ　蓮ゎ　蓮が萌ぇ萌ぇするページ

それ以外ゎ　恐くて見れなぃので

どんな内容かゎ　具体的にゎかりませんが

母と娘が　一人の男に　凌辱される。。。　　ざっくり　こんな理解ぉしてぃます

ふとまた　こんな疑問が　湧ぃてきました

『多頭飼ぃ』のときも　思ぃましたが

『親子どんぶり』も　そのドンブリぉ食らぅのゎ　一人の男性で

『多頭飼ぃ』とゎ逆に　複数の主ぉ持つ女性ぉ言ぃ表す　言葉(隠語)ぉ

蓮ゎまだ　見つけられなぃのﾃﾞｽが

親子　～父と息子　両方～　に　凌辱される。。。

それぉ言ぃ表す　言葉(隠語)も　ぁまり使ゎれなぃのでしょぅか

そもそも　そんな設定がぁるのかも　疑問だったので

ふだん　緊縛や捕縄術、刑罰、拷問などにつぃての　調べものゎ大好きで

それこそ　一日中かかりっきりになることも　しばしばﾃﾞｽが

その手のエロ事ぉ　調べるとなると

蓮の　苦手ジャンルの画像が　突然出てくるのが　恐くって

でも今回ゎ　ググって出てくるもの程度なら　大丈夫かな…　と

ぁるのかなぃのかだけでも　調べてみよぅと思ぃました

すると　出るゎ　出るゎ。。。

大体　パターンとしてゎ　大きく二つに　別れ

「息子の嫁ぉ　義父(舅)が　凌辱する」

「義母(父親の再婚相手)ぉ　息子が　凌辱する」

こんな感じの設定ゎ　蓮が思ぅより　ずっとたくさんぁって

蓮ゎ　とても驚きました

(もっと言ぅと　義母が誘惑するのもぁりましたが　蓮　Ｍ女なので…)

でも　ただ　やはり　共通する言葉(隠語)ゎ　見当たりません　しゅん

女体吊り責め考

サディストといえば語弊があるとすれば、　縄によるＳＭプレイ信奉者なら、　一度は女体を吊るしてみたいという欲望を持つだろうと思いますし、

また反面、マゾヒストにすれば吊るされてみたいと思うことでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　(「女体吊り責め考【私の吊り責め体験談】香川紘一郎」より)

伊藤晴雨ぉはじめ

昔から　たくさんの緊縛愛好家の方が　その方なりの「縛り」につぃての考察ぉ書かれてぃます

1972年(昭和47年)5月号　の　奇譚クラブ

女体吊り責め考　【私の吊り責め体験談】　として　香川紘一郎氏が投稿された記事ぉ　読ませて頂きました

蓮が　『吊り』

吊り責め(吊責め、吊るし責め、釣責)　の言葉ぉ知り　その意味ぉ知ったのゎ

父に逢ってからﾃﾞｽ

知り合ぅすこし前　父の　緊縛画像ぉ見て

「ぁぁぁ　これ。。。」　と　生まれて初めての感覚になったものが

ほんのちょっぴり…　　５センチほど宙に浮ぃた　吊りのものでした

そのときゎ　浮ぃてぃるせぃで　惹かれたゎけでゎなくて

父が　その女性に　ナニか話しかけてぃて

聞こぇなぃ言葉の

その言葉の持つ“エネルギーだけ”が　蓮の知覚に　直接伝ゎり

蓮ゎ　身ぉ震ゎせるばかりで

完全な男の前で　　完全に無防備に　　無防備で完全な女になる

ぁる意味その究極が　蓮にとっての　『吊り責め』なのﾃﾞｽ

香川紘一郎氏ゎ　途中で断念する(非常に冷静)とゆぅ　失敗も繰り返しながら

それでも　吊り責めに執着し　何枚かのぉ写真も残してぃます

そして　こぉも　綴ってぃます

私はまだ実験したことはないのですが、　両足を揃えて縛った吊り、

片足吊りなんか、想像しただけで胸がわくわくします。

特に片足吊りは、もし適当なモデルが得られたなら、滑車を用いて是非やってみたいと思っています。

じりじり、じりじりと片足が吊られてゆくとき、残った方の足は、どのように空を蹴ってもがくことだろうと、楽しい空想をしています。

相当のマゾ女性でないと、この片足吊りは中々耐えられそうにないと考えますと、尚一層やってみたい意欲にかられます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(「女体吊り責め考」より)

秘匿の残酷絵巻　観世一則

蓮の手元に　戴ぃた冊子が　ぁります

出版社の方に　頂戴したものﾃﾞｽ

【秘匿の残酷絵巻

　　　　臼井静洋・四馬孝・観世一則　～　風俗資料館　秘蔵画選集２】

そのなかに収められてきる　観世一則画伯の　描く女性が

蓮に　“とてもよく似ているから”　と　下さったものﾃﾞｽ

父も　一目見てすぐ　蓮のことが浮かんだそぉﾃﾞｽ

観世一則画伯

実ゎ　この方につぃてゎ　ほとんど資料がぁりません

時代物の　場面設定が多ぃのﾃﾞｽが

なぜか　スタイリッシュな印象さぇ受け

残酷絵でぁりながら　悲壮感ゎ　ぁりません　(蓮と共通してぃるかも…)

蓮が知る絵にゎ　「磔　で　串刺し」　の　構図が多く

磔刑に　並々ならぬ　強ぃ思ぃぉ　感じます

出版社の方ゎ　父に対して　こぉも　付け加ぇてぉられました

“本当によく似てます！”

゛この絵にある　拷問　・・・　　全部　かけちゃいますか!？”

。。。。。。

残心

武道や芸道にぉぃて　大切とされるものの一つに　『残心』が　ぁります

武道

例ぇば　剣道でゎ　「有効打突」とみなされるために

そこにゎ　必ず　『残心』が必要ﾃﾞｽし

弓道にぉぃてゎ

矢ぉ放ったのちの構ぇとして　非常に　重要とされてぃます

共通する　目に見ぇる次元での解釈としてゎ

技ぉ終ぇた後　力ぉ緩めたりせず

身構ぇ、姿勢に　注意ぉ払ぃ続けること　かと思ゎれますが

見た目の　動作のみに　囚ゎれるのでゎなく　その構ぇ　その姿勢に　心が残ってぃること。。。

ぃかに　心ぉ残すか。。。

どこまでも「静」でぁり

かつ「動」と同等かと見紛ぅほどの心ぉそこに置く　(蓮の解釈)

そぉでぁれば　ことさら　構ぇや姿勢　動作等　過剰に　意識せずとも

その佇まぃにゎ　きっと

作為的でなぃ美しさが　感じられるはずﾃﾞｽ

父も　「なぜだかわからんが。」　とゆぅ

蓮が　生まれつき　持ち合ゎせてぃる　余白や余韻ゎ

この　『残心』に　近ぃものかもしれません

絵になる。。。

先日　新宿座で　夢中で拝見した　大友宗親著「倒錯」ゎ

昭和30年代後半から40年代にかけての　『ピンク映画』のスチール集ﾃﾞｽが

同じ時代　日活が　その潤沢な資金で　予算ぉ十分かけて作ったものゎ

『(日活)ロマンポルノ』と　名づけられ　区別されてぃたよぅﾃﾞｽ

ピンク映画にせよ　ロマンポルノにせよ　蓮ゎもちろん　どちらも観たことがなぃのﾃﾞｽが

少なくとも「倒錯」での　ぉ写真ゎ

蓮が惹かれる匂ぃぉ　とても強く感じました

(映画そのものにゎ　さほど興味が持てませんでした)

スチール集ﾃﾞｽから　ぉ写真のために　被写体がぁるのでゎなく

ぁくまでも(この場合ゎ)　映画のための

ストーリーぉ持った　動きのぁる一場面が　ぉ写真となってぃて

それがかぇって　ぉ話しぉ知らなぃ蓮に　ぁれこれ想像させるのﾃﾞｽ

思ぇば　こちらに日々貼る　春兜京・蓮　の　ぉ写真も

マニア倶楽部の　グラビア撮影時のもの以外ゎ　“ぉ写真のための写真”ゎ　一枚もなく

父と蓮との　自然な行為ぉ　写したもの・・・

又ゎ　その行為ぉ　動画に撮った記録映像から　瞬間ぉ切り出したもの・・・

そのどちらかしか　ぁりません

もっと言ぇば　グラビア撮影の時でさぇ

責め場ゎ　父が　ぃつものよぉに(！)蓮ぉ折檻する　運びで　進みましたので

そして　写されたすべてのぉ写真ぉつなげると　動画として　成立してしまぅほど

膨大な枚数が　撮られてぃましたから

これもまた　瞬間ぉ切り出したもの　とも　言ぇなくもぁりません

「倒錯」に　話しぉ戻しますと

ぉそらくこれらゎ　専門のスチルカメラマンさまが　写されたのでしょぉが

映画撮影の　邪魔にならず　決定的な一枚ぉ　ぉ撮りになるにゎ

随分と　苦労されるのでしょぅね

父ゎ　蓮のぉ写真にゎ

「ボツがない。」

そぉ　言ぃます

動けなくするのでゎなく　動かなぃんﾃﾞｽ

『雲雀結び』 ゎ　 “雲雀(ひばり)”　とゆぅ 軽やかで可愛らしぃ名前ぉ持ちます

緊縛や捕縄術等　無縁の無縁　と 思ってぃる方でも

誰に教ゎることもなぃまま　日常で　ぃつのまにかしてぃる結び方で

これも　捕縄術として　立派に存在してぃます

二つ折りした縄の　輪っかの部分ぉ　対象物に掛け

縄尻(輪と反対側の二本の縄)ぉ　その輪っかに通し引き絞ることで　対象物ぉ固定する…

とゆぅよぉな　単純な結び方なのﾃﾞｽが

対象物ぉ　人と考ぇる 捕縄の術に於ぃて

その内　特に　｢早縄｣で　素早く　敵や下手人ぉ拘束、掌握するのに

少なぃ縄で　よりシンプルな行程で縛ることゎ　何より重要なことﾃﾞｽ

手首や 両手の親指や人差し指ぉ　雲雀結びにすれば

引っ立てることや

そして例ぇば　梁などに 縄尻側ぉ結びつければ　爪先立ちでの吊しに　使ぅことも可能ﾃﾞｽ

ただ緊縛に近ぃ方なら　これゎもぉ当たり前で　説明不要なことなのﾃﾞｽが

この結び方にゎ　必ずテンション

互ぃに引っ張り合ぅ　逆方向ぇの力の作用が必要で

日常での ストラップ等の固定でゎ　飾りの重みが　それに当たるゎけﾃﾞｽ

そして捕縄術でゎ　敵や下手人が　逃げよぉとする…

この動きが　テンションとなるので

この理屈ぉゎかってぃれば

拘束ぉ逃れ

縄抜けしたければ 　縄ぉ持つ人間から　離れるのでゎなく

むしろ近づくことで　テンションゎ緩まるのﾃﾞｽが

縄好き女に　そんな考ぇゎ浮かびません

複雑思考シンプル嗜好

複雑な飾り縄が　施された縛りゎ

日頃　緊縛に遠ぃ方にも

その美しさゎ　とてもゎかりやすく　伝ゎるよぉﾃﾞｽ

父も　まったくしなぃゎけでゎぁりませんが

ただ　どちらかと言ぇば

「飾り縄ぁりき」の　縛りよりも

余った縄の処理、後始末ぉ 手早く　且つ 綺麗に…

その結果

装飾的になったものが 多ぃよぉな気がします

緊縛の源流に　捕縄術がぁるのゎ　周知の事実ﾃﾞｽが

捕縄術で言ぅところの　『本縄』でも

身分や職業等表すのに　存分に　 飾り縄が施されたりしてぃます

そしてまた　それとゎまったく異なり

非常にシンプルに

より少なぃ縄　少なぃ手順で

それでも　確実に相手ぉ拘束する為の縛りも 存在してぃます

蓮が　父にぉ願ぃして

その再現ぉしてぃる最中の　 “晴雨の縛り十五種”　の中で

後ろ手にした　両手の親指と親指とぉ 細紐で括ったものも　その一つでしょぉし

緊縛や捕縄術など無縁　と　ぉ思ぃの方でも

ストラップ等下げるために 自然としてぃるぁの結び方ゎ

『雲雀結び』の　名ぉ持ち　捕縄術として　存在してぃます