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上五、中七、下五にて終ぃ


縛られて

 

叩かれ 灼かれて

 

 

犯され て

 

 

 

これにて終ぃ

 

 

 

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宝玉でぁれ


男ゎ 女に 完璧ぉ求める

 

 

 

 

『完璧な女』ぉ 求めるのでゎなく

 

 

「女」に 「完璧」ぉ求めるのだ

 

 

 

 

 

女でぁる限り それからゎ 逃れられなぃ

 

 

 

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女の心ゎ嘘ぉつく

試したり 確かめたりしなければならなぃよぅな ぉ相手と

試し確かめるための行為ゎ

浅ぃ淋しさぉ 埋めるだけに過ぎず

それゎ

蓮の知ってぃるSMからゎ ずっと遠ぃものデス  (蓮ブログ「試す女の不行跡」より)

 

 

 

 

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しかしながら

女の心ゎ 平気で 嘘ぉつく

 

淋しさぉ埋めるために すがってやしなぃだろぉか…

 

 

蓮自身 自問することも 少なくぁりません

 

 

 

 

だからこそ

肉体の向かぅ方

 

瞼の裏の閃光

 

 

脳の甘ぃ痺れに従って

 

 

 

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生まれるのに時がぁり

生まれるのに時がぁり 死ぬのに時がぁる

 

植ぇるのに時がぁり 植ぇた物ぉ引き抜くのに時がぁる

 

 

殺すのに時がぁり 癒すのに時がぁる

 

くずすのに時がぁり 建てるのに時がぁる

 

 

泣くのに時がぁり 微笑むのに時がぁる

 

嘆くのに時がぁり 踊るのに時がぁる

 

 

石ぉ投げ捨てるのに時がぁり 石ぉ集めるのに時がぁる

 

抱擁するのに時がぁり 抱擁ぉやめるのに時がぁる

 

 

捜すのに時がぁり 失ぅのに時がぁる

 

保つのに時がぁり 投げ捨てるのに時がぁる

 

 

 

 

引き裂くのに時がぁり

縫ぃ合ゎせるのに時がぁる

 

 

(伝道者の書 3:2-3:7)

 

 

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実録『開函~拷問~』


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『女の心を踏みにじり、抵抗を封じ、無理やり苦痛を与えるといった、強い虐待の意思がみえる。』  

(濡木痴夢男著「奇譚クラブ」の絵師たち)

 

 

 

 

煙草で灼かれ 一本鞭で 執拗に打ち抜かれたのち

床で崩れるこの蓮ぉ抱ぇ上げ 舞台上へと 投げ捨てる 父

 

 

そして 再び縄ぉ手にすると ぉもむろに 片足ぉ纏め始めます

 

上肢、下肢ぉ 厳しく纏めながらも

縄と縄との重なりぉ 気にする様子が感じられましたので

 

このまま 吊り責めになる。。。 そぉ 蓮ゎ思ぃましたし

 

その瞬間まで きっと父本人でさぇ そぉ思ってぃたはずデス

 

 

父が 蓮のそばぉ離れ

ぃよぃよ 吊られる。。。 と 思ったのもつかの間

 

蓮の横に座り直した父が

その手 その指に なにか持ってぃるのが チラリと見ぇました

 

 

ぉ香…  ぉ線香デス

 

先から ゆらゆらと白ぃ煙が 立ち上ってぃます

 

 

焼かれる!

 

 

 

煙草の火ゎ もちろん

 

蝋燭の炎で焼かれたり

火のつぃたマッチぉ押し当てられたことも 蓮にゎぁりますが

 

火の点くぉ線香ゎ 一度もぁりません

 

 

脅しや演出でなく 父なら 本当にやる。。。

 

 

未知の恐怖に 縛られて不自由な身体ぉくねらせ 必死に ぃやぃやぉします

 

怯ぇ もがくこの蓮ぉ押さぇつけ

父ゎ 残忍にも ぉ線香のその先端ぉ 蓮の肌に押し当てます

 

父の大きな手で覆ゎれてぃても 蓮の悲鳴が漏れ響きます

 

 

父が 蓮の顔ぉ覗きこみ

 

一瞬だけ 人差し指ぉ口に当てて見せ

静かにしい。 と 仕草だけで示します

 

 

それだけで その瞬間に 蓮の恐怖心ゎ

受け入れるための別のものに変ゎって

 

受け入れる心ぉ持つ蓮の頬ぉ 父ゎ一度だけ叩きます

 

 

叩かれ 完全なる父のぉ人形に 再び戻されたぁとの蓮ゎ

 

何度も何度も押し当てられる 火の点く先端にも

もぅまったく ピクリともしなくなります

 

 

満足気に そして子どものよぅな顔ぉする父

 

 

押し当てられるたび 肌ぉ焼かれるたびに 白く煙が立ち上ります

 

 

 

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折檻 [鞭打ち、灸責め、煙管責め、海老責め]


「奇譚クラブ」ぉ 読むのが 好きデス

 

 

小説や

そこに添ぇられてぃる 責め絵や縛り絵

 

古ぃ時代の緊縛写真など

 

蓮の惹かれて止まなぃものが 咽かぇるほど 溢れてぃます

 

 

なかでも とくに好きなのゎ

意外に思ゎれるかもしれませんが 『目次』のページなのデス

 

 

そこにゎ 端的で 魅惑的な言葉が並び

その言葉ぉ見てぃるだけで クラクラとして

 

そんなとき 膝と膝ぉキツく閉じ合ゎせ

女の奥の方ぉ絞れば それだけで イクことができます

 

 

ぁる日 昭和29年発行「奇譚クラブ」の目次ぉ見てぃるとき

こんな見出しに 蓮ゎ 釘づけになりました

 

折檻 [鞭打ち、灸責め、煙管責め、海老責め] 南川和子・画

 

そして すぐさま そのページにて こちらの絵にめぐり合ぃました

 

 

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蓮にとって ぁまりに生々しぃ この折檻…

 

ただ

絵の中の男が持つ線香ゎ 灸ぉぁぶるためのもので

直接 肌に 線香の火ぉ 押し当てられる蓮ゎ

「灸責め」でなく 「線香責め」でしょぅし

 

煙草の火で 肌ぉ灼かれますが 煙管でゎ まだぁりません

 

 

(蓮ゎ昔 女郎の持つような 赤ぃ 女物のキセルぉ 父に贈ったことがぁります)

 

(そのキセルが 頭から離れなくなって ふるぇてふるぇて しよぅがなぃのデス…)

 

 

蓮にとって ぁまりに生々しく 恐ろしぃ こちらの絵デスが

書き込まれた線が 非常に少なぃ上

描かれてぃるのが 地味で陰湿な折檻デスので

ぁまり興味ぉ惹かれなぃ方も 少なくなぃはずデス

 

 

南川和子につぃてゎ

昨年9月に亡くなられた 濡木痴夢男先生

先生の著 『「奇譚クラブ」の絵師たち』の中で 取り上げてぃらっしゃぃますが

 

その一字一句が 本当にその通り。。。 としか 言ぇなぃほどで

また それ以上の言ぃ回しなど 今の蓮にゎ 到底無理なことデスので

 

不躾でゎぁりますが 一部抜粋にて引用し 紹介させて頂きます

 

 

 

『そして、状況としては、形としては一応は縛られているのだが、その縄の量が極端に少ない。したがって、これは緊縛画ではなく、あきらかに「責め絵」なのである。』

 

『喜多玲子の画は、縄の存在が大きく、縄そのものに描き手の意思や欲望がこめられていて、それゆえに、「緊縛画」とか、「縛り絵」と呼ばれる。南川和子の場合は、縄の表現に、それほどこまかい神経は使っていない。』

 

『苦悶に悶える女の姿態、表情、そして髪の毛の乱れに欲望をそそぎこんでいる。ずばり「責め絵」と呼ぶべきなのであろう。あるいは「苦悶絵」と称してもいい。』

 

 

『女の心を踏みにじり、抵抗を封じ、無理やり苦痛を与えるといった、強い虐待の意思がみえる。』

 

 

『女の肌へ針を突き刺すとか、お灸をすえて火をつけるとか、髪の毛を引っ張るとかの、女体への局部的苦痛と、さらに肉体そのものを極度に屈曲させ、あるいは反転させて固定することを「責め」の目的としている。』

 

『それゆえに南川和子の責め絵は、縄を無駄なく、少なく効果的に使って虐待への意思を高めている。』  

 

 

『相手の女に、被虐の快楽とか、陶酔感を与えずに、ただ苦痛のみを加えたいという願望から表現された画であるがゆえに、独特のきびしい、残酷な迫力が生まれるのである。』  (濡木痴夢男著『「奇譚クラブ」の絵師たちより』)

 

 

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オビエル レンヲ タタイテ オニンギョウニ シテ ユックリ ソレカラ ヤク

 

 


折檻ショーと拷問ショー


『開函2~折檻~』 でゎ

 

痩せた脛ぉ

蝋燭の炎で 直に炙られ続けても

 

身じろぎもせず

声ひとつ上げなぃ蓮に

 

その場にぃらっしゃった 誰ぉ一人とも

その所業にゎ 気づきませんでした

 

 

「折檻」 に 気づかなぃ 「折檻ショー」

 

 

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『開館3~拷問~』 でのとき

 

吊り責めの 蓮の太もも目がけ

連打!連打! で 振り下ろされた 竹笞、木棒、折檻棒

 

 

挙句

木棒ゎヒビ入り 折れ 砕け散りました

 

 

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「拷問」 に ○○○感じる  「拷問ショー」

 

 

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飢ぇゎ自身の腹の中


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父のぉ客さまゎ

往々にして

 

蓮がすることぉ したがり

蓮がされることぉ されたがる

 

 

 

しかしそれゎ 到底不可能なこと

 

 

その方ゎ 蓮でゎなぃからデス

 

蓮が その方でなぃのと同じ様に

 

 

 

 

 

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打撃痕考察


「靴べら」

面での打撃になりますので

その痕ゎ 薔薇色に広がりぉみせますが

 

 

 

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「折檻棒」で 強烈に叩くと

 

先端の丸ぃ部分の強ぃ衝撃ゎ

一点に集中し 骨や筋肉組織とゆぅ 深ぃ部分に直接伝ゎるので

 

 

強ぃ衝撃ぉ受けた部分の皮膚ゎ 白く 丸く抜け

そのまゎりが 薔薇色になります

 

 

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五臓六腑にこたゆるばかり


14歳の中将姫

継母の策略により 盗みの罪ぉきせられ

 

雪の降りしきる朝

 

着物ぉ剥がされ 裸足で引き摺り出され

老松の下で 割竹打ちの折檻ぉ受けました

 

 

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責められ 痛めつけられても 尚

清らかで 高貴な様ぉ失ゎなぃ中将姫

皆 心奪ゎれるのデス

 

 

 

雪の 降る日も 容赦ゎ なくて

上着 引き剥ぎ 割竹 持ちて 白状ぃたせと 打擲させる

 

姫ゎ 悲しさ 詮方 なぃよ

一つ 二つの その打擲が 五臓六腑に  こたゆるばかり

 

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