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真・行・草

  • 2013年08月30日

画像風俗奇譚1961年2月号 【女性刑罰史絵巻】より 「連雀」につぃて

 

伊藤晴雨が 奇譚クラブに連載した 非小説『性液』も引用して 先日 記事にしましたが

そのグラビアでゎ 他にもぃくつかの 蓮が 興味ぉ惹かれるものが ぁりました

 

 

 

縛りの ぉ名前に付けられた [真・行・草] の文字デス

 

 

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これにゎ 蓮ゎ 思ぃ当たることがぁりました

 

 

父のパートナーとして 正式に迎ぇられての 初めてのショーのとき

蓮ゎ 始まりでするぉ辞儀ぉ ぉ作法に則った その所作でしたのデスが

 

そのとき ぉ辞儀のぉ作法に [真・行・草] とぁったのぉ 覚ぇてぃたからデス

 

 

今回 ぁらためて調べてみると

ご存じのよぅに 元々この言葉ゎ

書道の筆法である「楷書(真)・行書・草書」という 三種の筆法からきたもので

 

そこから 広く 華道・茶道・庭園・俳諧・絵画等での 表現法としての三体ぉ 示し

 

「真」ゎ 本来の形 正格

「草」ゎ 崩した風雅の体

「行」ゎその中間 とゆぅのが 大方のぁらましデス

 

 

それぞれの文字が入った 縛りのぉ名前ゎ 蓮の手元の資料でも 見ることができます

 

 

 

最初の一文字 「侍(将?)・士・軽」ゎ 身分(職業)ぉ 表してぃると思ゎれ

続ぃて [真・行・草] と ぁるのがゎかります

 

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[真・行・草] の 縛りにつぃてゎ

江見水蔭 『死剣と生縄』 の中にも 登場します

 

 

『生縄のお鉄は男の捕物に掛けては天下一で、あれに捕ったら往生だ。罪の有る無しは話には成らぬ。世にも不思議な拷問で、もう五六人は殺されたろう。』

 

 

『「捕縄の掛け方なら、私に及ぶ者は常陸下総上総にも有りますまい」

お鉄の自慢は それだけの実力が有り余っていた。女ながらも 掛縄、投縄、引縄、釣縄、抜縄、何でもそれは熟練していた。

捕縄の掛け方に就いても、雁字搦み、亀甲繋ぎ、松葉締め、轆轤巻、高手、小手、片手上げ、逆結び、有らゆる掛け方に通じていた。

総角、十文字、菱、蟹、鱗、それにも 真行草の 三通りずつ有った。』

 

 

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赤ぉ覚ぇる


雫 ゎ  一本 と なる

 

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一本の 柱 と なる

 

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ぃつもとゎ 違ぅ目で それぉ 見る

額で 見てる カンジ

 

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社長 。。。


たくさんぃらっしゃる 蓮の好きな 作家の方々 。。。

 

 

例ぇば

「虚貌」「火の粉」等 ぉ書きになった  雫井脩介

 

例ぇば

「廃用身」「破裂」(医者は、三人殺して初めて、一人前になる)等 ぉ書きになった  久坂部 羊

 

 

個性的な作家 作品ぉ 見ぃ出し

世に送り出してくれる 気鋭の出版社

 

蓮の本棚にも そちらの出版社から出された本が たくさんぁります

 

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その出版社の 社長の インタビュー記事ぉ 読みました

 

 

 

【僕は、ネガティブというよりマゾヒストなんだよね。常に自分が悪い、いけないんだという思考ができてしまっている。これは生まれ落ちた時から持っている要素なんでしょう。何をやるにもウジウジ悩み、くよくよして生きているから、いつも憂鬱。】

(AERAより)

 

 

 

社長… それ…

 

 

マゾヒスト とぃぅより ネガティブ なんデス!

 

 

言葉ぉ扱ぅ会社のトップとして ぁんまりな ご発言で…

蓮 がっかり しました(しょんぼり)

 

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どんなに酷ぃ 折檻痕

みるみる間に 無くなってしまぅけれど

 

蓮の 蓮としての証しの

時が経とぅとも 消ぇなぃ深さで

 

 

その醜さが

 

とても とても 愛ぉしぃ

 

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まとめ、三


三日目の今日ゎ

緊縛や捕縄術、SM  また 幅広ぃSM周辺文化として 蓮が 日頃興味ぉ持ってぃること等

調べてみたことや 想ぅこと “まとめ”てみました

各タイトルぉ クリックすると 該当記事が ぉ読み頂けます

 

 

後手縛り

女囚縛り 

美しき縛め』  

緊縛 吊るし雛

中世日本拷問沙

亀甲縛り と 駿河問ぃ

乳掛縄

ぼっけぇきょぅてぃ

 

蛇口

Necrophilia (ネクロフィリア)

白髪鬼

早繩掛様雛形 

鞭打たれる外國の少女たち 

The Climbing Guide

愛と誠

十露盤責め

逆さ吊りの季節(盂蘭盆会)

清浄生掛『丹治蓮生堂』 

 

 

 

直接 ぉ目に掛かれる機会が さほど多くゎなぃ 蓮デスが

こちらにゎ 毎日 必ずぉりますので

緊縛人形蓮OficialWebsite  今後とも よろしくぉ願ぃぃたします

 

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まとめ、二


今日ゎ 同じ気持ちぉ持つ女性の皆さまに ぜひ読んで頂きたぃ記事ぉ “まとめ”ました

 

各タイトルぉクリックすると 該当記事にリンクしてぃますので

よろしかったら ぉ読み下さぃ

 

 

 

誰か セックスぉ 教ぇてくださぃ

黙ってしゃぶりついとけ。

嫉妬ゎ 錆の如し

吐露

グニャグニャ

磯良 (ISORA)

嗜み

M女相談室

Looks and Mental

折檻

Timeless

自浄力

理解と誤解

パートナー

焼かれた脚

神髄ぉ 心肝に染め

行住坐臥

鬼畜

First Contact

 

 

 

父と蓮に 主従ゎ ぁりませんが

言葉になど 置き換ぇられぬ思ぃ ゎ 持ってぃます

 

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the Love Bug


以前 父がサロンぉ開ぃてぃた頃の 古株会員さまたちに

今でも 時々 会ぅ機会がぁります

 

大勢 ぉ集まりのときゎ みんなで ワイワイぉ話しするのデスが

少人数のときナドゎ

その内の何人かの方と 二人きりで ぉ話しさせてもらったりもします

 

先日 そんな場面で ぉ話しした方々皆さん 口ぉ揃ぇて

 

「いやぁ 蓮ちゃんのあの頃の縄酔いは凄かった!」

「初めて見たな~ あんなヒドイ娘(笑) 凄すぎて噂になってたぐらいだったんだから!」

「父は父で 何だかあそこでやったことないよーな縛り 始めるし!」

 

 

父に 縛られ始めた頃の記憶が まったく ぁりません

 

上の胸縄が 充てられた瞬間 意識がとんでしまぃ 正座もままならなぃ状態で

 

そんな蓮ぉ 父ゎ 膝と膝で挟み込み 倒れなぃよぉにして

何とか 縛ってぃたよぉデス

 

気がつくのゎ すっかり 縄も解かれた後で

 

横たゎる蓮の上にゎ 父の作務衣が掛けられてぃて

縄痕の残る 手首ぉさすりながら ゆっくり起き上がると

 

「蓮ちゃーん おかえりー!」 

「蓮ちゃん 起きたのー?」 と テーブル側にぃる方々が 笑ってぃるのデス

 

 

こんなことも ぁりました

 

父のところに行って 4、5回目位のとき

ぃつもよぉに 父縄で 意識ぉ失ぃ

意識ぉ失ってる間に その日ゎ ゎんさか人が集まってぃたらしく

 

蓮が 目ぉ覚ますと

裸に 父の作務衣が掛けられただけの 蓮のまゎりにゎ

大勢の男の人が 覗き込むよぅに 取り囲んでぃて

 

蓮ゎ 何がなんだか ゎからなくなって 泣ぃてしまぃました

 

泣ぃてぃる蓮に 気づぃたY姉が 蓮のところにとんできて

「何か嫌なことされたの?! 嫌なことはハッキリ言わないと駄目よ!」

そぉ 声ぉかけてくれたのデスが

 

蓮ゎ

《イヤとかぢゃなくて ぃつのまにか 大勢ヒトがぃて…  気がつぃたら 囲まれてて…  それで ビックリして…》

《意識がなぃ 自分のことが怖くなって… 涙がでた》 そぉ答ぇました

 

Y姉ゎ 何事もなかったことに安心したらしく

まだ その場所に慣れてぃなかった蓮に こぉも教ぇてくれました

 

「それならもう泣いちゃ駄目よ。 嫌な思いする人もいるから。」

 

 

蓮ゎ ぁの場所で たくさんのことぉ 教ゎりました

今でも 身近にぃる方から 教ぇてもらぅことばかりデス

 

Y姉 元気かな

 

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First Contact

  • 2013年08月22日

First contact ・・・ 2010,02,23

 

 

 

 

 

The 18th day

  知らんでぇ~? 人形にされるでぇ~?

 

 

 

The 28th day

  いつかやられちゃうんだよ。 わかってるやろ?

 

 

 

The 36th day

  酔った。。。  穏やかにゆっくりゆっくりイジメたる。

 

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連雀~非小説『性液』~より

  • 2013年08月21日

「連雀縄」の名称にゎ 思ぃ当たりませんでしたが(前日の記事参照)

「連雀」そのものにつぃて 調べてる内に

晴雨の書ぃたもののなかに 「連雀」 そぉぁったことぉ 思ぃ出しました

 

その代表的なものが ~非小説『性液』~ デス

 

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非小説『性液』ゎ 伊藤晴雨が 奇譚クラブにて

1954年(昭和29年)2月号から 1955年(昭和30年)2月号まで 連載した読み物で

 

明治38年頃ぉ 舞台にした

責め場ぉ多く含む 演劇、芝居、見世物ぉ中心に それぞれの 人間模様ぉ描ぃたもので

 

“非小説”と ぁるよぉに ほとんどの記述ゎ 事実に基づぃてぃるのでゎ と 考ぇられてぃます

 

 

ぉ芝居のなかの 責め場の演出で

吊し責めの際 用ぃる 「連雀」につぃて 詳しぃ記述がぁります

 

 

【責場の女を吊し責にするのには 普通 連雀(レンジャク)を用いる。 連雀という名は何から出たかといえば、地方の“木こり”などが 柴を背負って行く時に使用するものを 一層簡略にしたもので、 これを 責められる女形の胴体に背負わせて、其の連雀に 吊し責の細引を通して 人体を吊し上げる仕掛けになって居るから、 縛られる縄と吊るされる縄とは関係がないので 長い時間吊るされて居る事が出来るので、 此連雀は宙乗りにも使用されて 相当高価なものであるが、これの無い場合は 布連雀というものを使って 責めの女を吊し上げる場合がある。】

 

 

近年の演劇にぉぃても 宙乗りゎ 見られますし

その仕組みの 最も原始的な 舞台装置のよぉなものなのでしょぅ

 

明治の頃より(実ゎもっと以前からなのか)

舞台上、見世物でゎ そんな風に 行ゎれてぃたのかもしれませんが

 

実際の艶事 秘め事として 女ぉ 吊り責めするとなると

 

『晴雨秘帖』のなか 「【晴雨秘稿】吊り責めを撮る」 の文中

 

“矢鱈に梁に吊し上げて 何日もそのままにしておいたと云うような 架空小説の如き” や

“自己の体験と称して 真実を装った体験記” 等 書ぃてぉり

 

大袈裟な描写に対して

「馬鹿を云ひなさんな」 と 晴雨ゎ 実に冷ややかなのデス

 

リアルな責め場ぉ 描くため 実験ぉ繰り返し

数多くの 観察記録のよぅなぉ写真ぉ残した 晴雨らしぃ言葉デス

 

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同じ『晴雨秘帖』のなかにゎ

(晴雨の記憶でゎ 大正9年の秋頃) 実際に試して 吊るした時の記述もぁります

 

 

その時ゎ 吊り上げる とぃぅより

縛った女ぉ 踏み台に立たせ その踏み台ぉ取り除く とゆぅ方法で

 

すると 女の唇ゎ 3~5分で紫色ぉ帯び 口許にゎ 痙攣が起こり

やっと一枚ぉ撮って 踏み台ぉ戻し縄ぉ下ろすと 女ゎ 半ば失神状態

 

苦労して撮った写真も まったく 使ぃ物にならなぃもので

 

 

「その寫眞(写真)は 全くものにならないほどマヅイ型で

   〔中略〕

枝もたわわに風に揉まれる風情などどこにもなく、至極平凡な棒立ちになっている。

馬鹿馬鹿しいような不器用な形である。

こんな詰らぬ寫眞に骨を折ったのが 腹立たしくなってきた。」

 

晴雨ゎ そぉ記してぃます

 

琴線①


画報風俗奇譚1961年2月号

  • 2013年08月20日

父が 自宅で ぉ仕事ぉしてる間 蓮ゎ 同じ部屋で 静かに過ごします

 

父のところにゎ 蓮が好きなものが たくさんぁるので

ぉ仕事の進み具合ぉ や や で感じながら

蓮ゎ 静かに過ごします

 

そんな時間に

古ぃ御本や 雑誌の最新号等も 見せてもらぅのデスが

先日ゎ 『画報風俗奇譚1961年2月号』ぉ 隅から隅まで 何度も見返しました

 

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「女体責め悦虐画集」 「(絵物語)山小屋のいけにえ」 「異常な性風俗展覧会」

 

その様なタイトルが 目次にぁる その号で

蓮が 一番興味ぉ惹かれたのゎ やはり

「女性刑罰史絵巻」 と題した 16種の縛りの ぉ写真デス

 

 

資料としての価値や 縛りの内容等 少しばかり 怪し気だったりするのデスが(笑)

それでも 古ぃ時代のぉ写真ゎ 何とも言ぇぬ 雰囲気がぁります

 

 

そして 蓮が とくに興味ぉ持ったのゎ それぞれの 縛りのぉ名前デス

 

ぁまり聞きなれなぃ ぉ名前が多く・・・

 

ただ 緊縛ゎもとより 捕縄術につぃても まだ 学び始めたばかりの蓮デスから

過去 無数に存在したと言ゎれる 各流派での呼び名ぉ

もちろん すべて把握してぃるゎけでもなく

 

なので ただ蓮が 知らなぃだけなのかも知れません

 

 

その中で 縛りの形としてゎよく蓮も知る こちらの 『れんじゃく縄(連雀縄)』

 

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『連雀縄』 ゎ 他の資料等でゎ

主に『菱』とゆぅ文字が入った名で 表されることが多ぃとゆぅ印象なのデスが

 

でも たしかどこか(緊縛関係)で

『連雀』につぃて かなり詳しく書かれてぃたとの記憶が。。。

 

 

はっきりしなぃまま 先ずゎ

よく地名にも登場する 連雀そのものにつぃて 調べてみました

 

 

連雀(連尺) … 板に縄をつけ、荷物を背負うようにした道具】

 

なるほど。。。 かちかち山のタヌキさんが 背負ってたアレとぃぅゎけデスね

(グラビア右下隅に 画像ぉ貼り付けました)

 

 

それぉ模した縛り とのイメージで 『連雀縄』 なのだと 理解しましたが

どこかで 頻繁に目にした『連雀』の言葉

 

 

それにつぃても 蓮ゎ 思ぃ出しました

 

晴雨デス

 

伊藤晴雨が “吊り”につぃて 書ぃたものの中に

詳しく記されてぃたのぉ 思ぃ出しました

 

 

明日ゎ 晴雨の 非小説『性液』 より 少し取り上げます

 

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