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ワナワナ

素晴らしぃ…

 

せっかくの緊縛姿に

『縄々』って…

 

 

 

すこし 萎ぇます(クスン)

 

 

 

~次回形代縄 4/28(火)~

 

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後手


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緊縛ぉ習得しよぅとされるとき 「後手縛り」から始められることが一般的なよぅデス

 

「後手縛り」ゎ 「ごてしばり」と言ぅ方と「うしろでしばり」と言ぅ方もぁり

父ゎほとんどの場合「後手(ごて)」とだけ言ぃます

 

 

昔ぉ知る方が 時代ゎ変ゎったと感じるよぅに

昨今 緊縛、縛りぉ 一から指導して下さる場ゎ

とくに都内 そしてその近郊ぉ含めて無数に存在してぃます

 

 

はじめの後手縛りと言ぇども

それぉ身に付けるにゎ 相当熱心に取り組まなければならなぃはずデス

 

幾ら教ゎろぅとも

 

見た目だけ 形だけ

そのよぅな体裁だけ整ぇても

それゎ 身に付き心得る とゎ ほど遠ぃことデス

 

 

 

蓮ゎ縛りゎできません

 

ただ “縛られる”ことに関して 自らの経験から得た身のこなし 所作のよぅなものぉ

それこそ無意識にでも行ぅことができます

 

肉体ゎすべて異なるので 蓮の身に付ける所作がたった一つの正解でゎぁりませんが

それでも 縛りで身体ぉ痛めやすぃと仰る女性の方にゎ アドバイスもしてぃます

 

 

先日も形代縄で

後手縛りの際 受け手ぉなさる女性の ぅしろ手に回し重ねたその腕の位置が気になり

父と蓮とで すこしの修整ぉして差し上げました

 

その方ゎ初めから 後手縛りが完成したときの高さに腕ぉ回されてぃたので

縛られ終ぇると さらにもっと高手になってしまぃ キツくなってぃたのデス

 

その方の関節の可動域や筋力ぉ考ぇると その状態で吊りまでされたら 痺れぉ起こさなぃはずゎぁりません

 

 

後手縛りの際にゎ 後ろに回した腕ぉ腰骨辺りまで下げ

両腕ゎぁまり深く重ねず 軽く手首ぉ合ゎせる程度にされるのが適当デス

 

 

胸縄が入るときの所作ゎ またその内にでもぉ話しします

 

 

 

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荒縄縛り


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昨日もブログ記事にてご覧頂ぃた 荒縄縛りでのぉ写真デスが

父と一泊で プライベートでぉ出かけしたときのものデス

 

 

荒縄ぉ持ってきてぃることゎ 蓮ゎ知りませんでした

 

切り出しもせず

大蛇のよぅにトグロぉ巻ぃた状態のままのそれぉ見せられたとき 蓮ゎとても驚きましたし

 

綺麗になめされた しなやかな麻縄とゎ別物なのゎ一目瞭然

棘々しぃそのさまゎ

とても人の身体ぉ縛るよぅなものでゎなぃと感じました

 

 

蓮ゎ都会育ちデスし ガーデニングなどの趣味も持ち合ゎせませんので

荒縄事体 目にするのが その時生まれて初めてのことでした

 

 

手頃な長さに父が切り出してゆくのぉ 蓮もぉ手伝ぃしたのデスが

手のひらも指先もチクチクとして

 

また 荒縄ゎ硬く 柔軟性に乏しぃので

蓮だったら 堅結び一つ作れそぅにぁりません

 

 

これぉ用ぃ

ぐるぐると巻きつけるだけでなく

きちんと緊縛の形にもってゆくのゎ 非常に巧みな技術が必要だとゆぅことゎ

縛りのできなぃ蓮にも 触れただけでそれゎもぅよくゎかりました

 

 

荒縄で縛られたのゎ この時だけデスが・・・

 

忘れられません

 

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荒縄と麻縄


先日の 六本木クロウさんでのトークショーの際

縛友会総代のぉ話しのなかで

「麻縄はいつの時代の頃から使われるようになったのだろうか?」とゆぅものがぁりました

 

 

日本にぉける道具としての麻縄の歴史ゎ

古くゎ縄文土器のその模様も 麻縄でつけられたと言ゎれてぃます

 

緊縛嗜好の方にゎ すでに一般常識として

江戸時代に法律としても整ぇられた

捕縛(容疑者ぉ捕ぇる)のさぃに用ぃられたのが麻縄だったと知られてぃますし

 

そこから

各種きちんと意味合ぃぉ持たせ

様式美さぇ感じられる様々な形ぉ生み出した 武術としての捕縄術でも 麻縄が使ゎれてぃます

 

 

余談デスが 江戸のむかし 旅人が旅支度として携帯した道具の中にも 麻縄ゎ必ず含まれてぃたそぅデス

 

また 距離や土地の広さぉ測る測量の道具としても

伸縮ぉ防ぐため渋汁が塗られた 麻縄が使ゎれたそぅデス

 

 

このよぅに 日常か非日常かゎ別にしても

道具としての麻縄ゎ かなり前から日本人にゎ馴染みがぁったようデスが

 

総代が仰るのゎ

艶事としての・・・

 

性的嗜好として麻縄が使ゎれ出したのゎ ぃつ位の頃からだったのだろぅとゆぅ疑問デス

 

その時ゎ「そんなに昔じゃ無いはず。」 と 言及ゎ避けてぉられました

 

 

 

蓮の手元の古ぃ雑誌ぉ紐解くと

古ければ古ぃほど 麻縄、荒縄 そのどちらの緊縛写真も混在してぃて

 

ただ 荒縄で縛ったものゎ 『晴雨風』と言ぃますか

そぉゆぅ演出的な効果ぉ狙ったもののよぅに感じられもしますので

雑誌が出版された当時 一般の愛好家の皆さま方が どちらぉ主に用ぃてぃたのかゎ 実際のところゎゎかりません

 

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(昭和30年発行某雑誌より)

 

また 『晴雨風』と言ぅと“荒縄” とのイメージが強ぃのデスが(蓮も真っ先に浮かびます)

 

晴雨が残したぉ写真のほとんどぉ占める荒縄での縛りと一緒に

なめされた麻縄での緊縛写真も もちろん存在してぃますので

 

この件につきましてゎ まだまだ調べてゆく必要がぁると思ってぃます

 

 

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活字マニア


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「猿ぐつわと荒縄縛り」 

「痩躯をくびる縄目」

 

 

「逆さ吊りに泣く新妻」 

「長髪は肌にまとう」

 

 

「柱の立しばり」

「荒縄拷問哀愁」 

 

 

「火あぶりにあう囚女」

「海老縛りに耐える」 

 

 

「立木縛りムチ打ち」

「裸身を踏まれる」 

「浣腸器の恐怖」

 

 

「マゾの境地露呈」

「いたぶられる足」

「巻煙草責め」

 

 

 

 

奇譚クラブゎ 目次だけで 濡らしてしまぃます

 

 

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糸で縛る

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捕縄術ぉ源流とする 現代の緊縛

 

「緊」 固く引き締まる(引き締める)

「縛」 自由に動けなぃよぅにする、縛る

すなゎち 「きつく縛る」とゆぅことで

 

さらに「縛」とゆぅ文字にゎ

「戒め」同様 過ちぉ犯さぬよぅ懲らしめたり 教ぇ諭す等の意味合ぃもぁり

 

また 仏語としての 人間ぉ束縛するもの、煩悩のことでもぁったりして

 

蓮ゎ“ぁぁなるほど…”と 言葉の持つ面白さぉ感じてぃます

 

 

父が 蓮ぉ縛るときに用ぃるのゎもちろん縄で

それも麻縄なのデスが

「縄」「緊」「縛」 どの文字にも 「糸」が含まれてぃるのゎ

緊縛ぉ知る方なら とぅの昔にぉ気づきのことでしょぅ

 

 

蓮ゎ 糸で縛られたことがぁります

 

 

正確にゎ 麻の細紐なのデスが

 

それゎ 昭和28年発行の風俗草紙にぉぃて『女體の縛り方、十五種』と題して伊藤晴雨が書き(描き)残した

晴雨流とも言ぇる縛りぉ再現する中で

冒頭の縛りとして記述された『早繩掛け方』そちらぉイメージして 父が考ぇてくれたものでした

 

 

早繩掛け方

【両手をうしろに手早く回し、両手の親指と親指を三味線のような細いじょうぶなもので、指が食い込むほどに縛る。それから、糸のあまりを、女ののどに引っかけて、また、女の小指に食い込むほど強く縛る。あるいは、小指にかけずに、手首にかけるのもよい。親指は感覚を失い、指の先は紫色に変色して知覚を失う。】 伊藤晴雨

 

 

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父ゎこの際 ぁらかじめ作ってぉぃた蛇口(捕縄術)ぉ 片方の親指に通し

それぉ キツく絞るところから始めてぃったよぅな記憶がぁります

 

 

頸にも回されてぃるので

喉に食ぃ込まぬよぅ 自然と身体が仰け反ります

 

そして 必死に高手にしてぃなければならず

 

そぉしてぃなければこれもまた同様 喉に食ぃ込む筈デスので

 

早繩としてでなく 長ぃ時間の拘束になれば

見た目のシンプルさとゎ裏腹に これだけで 拷問になるよぅな縛りと言ぇるでしょぅ

 

 

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父の 蓮の SM


惚れてぃる

 

だけで

堪ぇきれるよぅな 責めでゎ ぁりません

 

 

 

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高手小手/三宅荻野謀反事付壬生地蔵蔵(太平記、巻第二十四)より

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現在使ゎれる緊縛の名称ゎ 新しぃものも もちろんぁりますが

基礎となるよぅな形、技法ともなると

大方が 捕縄術での呼称からきてぃることが多ぃよぅデス

 

そのよぅな名称ぉ 史実に基づく文献や古典芸能、古ぃ時代の物語のなかで見つけ出すことができたとき

蓮の心ゎ ざゎつき高揚するのデス

 

 

 

『三宅荻野謀反事付壬生地蔵蔵』ゎ 古典文学「太平記・第二十四巻」に納められてぉり

一部ぉ要約すると このよぅな物語になります

 

 

“備前の三宅高徳ゎ 新田義治ぉ呼び寄せ 丹波の荻野と共に反旗ぉ翻そぅと企てました

ところがその事が幕府側の知るところとなり 高徳ゎ 京都での幕府要人の暗殺に切り替ぇ都に行きます

しかしその計画も漏れて 反対に幕府の夜討に全滅してしまぃます

その中で 武蔵の国の武将香勾高遠ただ一人敵ぉ突破して 壬生の地蔵堂に隠れた際

そこにぃた法師が 高遠の持つ血の付ぃた太刀と数珠とぉ取り替ぇ 高遠に持たせ

参詣の者と思ゎせて追手の目ぉかゎしたのデスが

その代り 法師が捕ぇられ連行され 狭ぃ牢に閉じ込められてしまぃます・・・”

 

 

そこのくだりで二度 「高手小手」との言葉が登場します

 

 

『只仏壇の内天井の上まで打破て探せと許ぞ罵りける。

爰に只今物切たりと覚しくて、

鉾に血の著たる太刀を、袖の下に引側めて持たる法師、堂の傍に立たるを見付て、

「すはや此にこそ落人は有けれ。」とて、抱手三人走寄て、中に挙打倒し、

高手小手に禁て、侍所へ渡せば、所司代都筑入道是を請取て、詰篭の中にぞ入たりける。』

 

~[中略]~

 

『さては如何様非直事とて、壬生の地蔵堂の御戸を開かせて、本尊を奉見、

忝も六道能化の地蔵薩埵の御身、所々為刑鞭黒、

高手小手に禁し其縄、未御衣の上に著たりけるこそ不思議なれ。』

 

 

閉じ込められてぃた筈の法師の姿ゎどこにもなく

芳しぃ香りだけが漂ぅばかりで

 

 

ただ事でなぃのぉ感じ

壬生の地蔵堂の扉ぉ開け ご本尊ぉ見つけると

 

そこにゎ 鞭刑ぉ受けた血の痕なのか ところどころが黒ずみ

衣の上から高手小手にかかった縄がそのままの菩提薩埵が 立つだけだったゆぅことデス

 

 

この場合の「高手小手」ゎ

「後ろ手に廻した両手首ぉ合ゎせて縛り 頸(頸)及び二の腕に縄ぉかけ縛る」とぃったよぅな

捕縄の基本のよぅな形ぉ指してぃると思ゎれ

 

現代のよぅに 必ずしも胸縄がぁったゎけでゎなぃよぅに思ぃます

 

 

緊縛の技法、その名称が ぃつの時代から使ゎれてぃるのかぉ紐解ぃてゆくことも

蓮にとって 緊縛ぉ知ることの側面でもぁります

 

 

【参考資料『Wikisource/太平記/巻第二十四』】

 

 

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静かなる


先日の形代縄・・・

 

これまでも何度かぉ越しの 緊縛界の重鎮とも言ぇる方の縛りぉ 今日ゎこちらで披露させて頂きます

 

 

 

蓮が注釈ぉ加ぇるなど 滅相もなぃことデスので

 

その厳しさ

静かなる迫力ぉ ただただ ご覧くださぃ

(都合に寄り画像ぉかなり粗く加工してぁります)

 

 

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そして父の手でこの蓮も

 

静かで

厳しぃ厳しぃ縛りに 身ぉ置くことになりました

 

 

 

 

静かさゎ 切なさぉ生みます

 

 

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奉謝


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2015年 最初の形代縄会も 参加者さま各位のぉ陰さまぉもちまして 無事に執り行ゎれました

 

誠にぁりがとぅござぃました!

 

 

 

とくに今回ゎ

参加者さまより聞かせて頂ぃたぉ話し

蓮がさせて頂ぃたぉ話し 共に 非常に充実したものとなりました

 

 

 

また ご参加頂きました 緊縛界の重鎮とも言ぇる方の縛りが これゎもぅ見事なものでしたので

そちらの画像も 近ぃ内にぉ見せできたらと考ぇてぃます

 

 

 

形代縄ゎ 平日の日中に開催してぃることもぁり

夜間の外出が困難な環境にぃらっしゃる方に 喜ばれてぃます

 

もちろん “夜の方が都合が良い”そぉぉっしゃる方も 大勢ぃらっしゃることでしょぅ

 

 

ただ そぉぃった方が参加できるよぅな縄会、イベント等 世間にゎ沢山ござぃますよぅデスし

なので 形代縄ゎ このスタンスで続けさせて頂きます

 

 

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