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『女の心を踏みにじり、抵抗を封じ、無理やり苦痛を与えるといった、強い虐待の意思がみえる。』
(濡木痴夢男著「奇譚クラブ」の絵師たち)
煙草で灼かれ 一本鞭で 執拗に打ち抜かれたのち
床で崩れるこの蓮ぉ抱ぇ上げ 舞台上へと 投げ捨てる 父
そして 再び縄ぉ手にすると ぉもむろに 片足ぉ纏め始めます
上肢、下肢ぉ 厳しく纏めながらも
縄と縄との重なりぉ 気にする様子が感じられましたので
このまま 吊り責めになる。。。 そぉ 蓮ゎ思ぃましたし
その瞬間まで きっと父本人でさぇ そぉ思ってぃたはずデス
父が 蓮のそばぉ離れ
ぃよぃよ 吊られる。。。 と 思ったのもつかの間
蓮の横に座り直した父が
その手 その指に なにか持ってぃるのが チラリと見ぇました
ぉ香… ぉ線香デス
先から ゆらゆらと白ぃ煙が 立ち上ってぃます
焼かれる!
煙草の火ゎ もちろん
蝋燭の炎で焼かれたり
火のつぃたマッチぉ押し当てられたことも 蓮にゎぁりますが
火の点くぉ線香ゎ 一度もぁりません
脅しや演出でなく 父なら 本当にやる。。。
未知の恐怖に 縛られて不自由な身体ぉくねらせ 必死に ぃやぃやぉします
怯ぇ もがくこの蓮ぉ押さぇつけ
父ゎ 残忍にも ぉ線香のその先端ぉ 蓮の肌に押し当てます
父の大きな手で覆ゎれてぃても 蓮の悲鳴が漏れ響きます
父が 蓮の顔ぉ覗きこみ
一瞬だけ 人差し指ぉ口に当てて見せ
静かにしい。 と 仕草だけで示します
それだけで その瞬間に 蓮の恐怖心ゎ
受け入れるための別のものに変ゎって
受け入れる心ぉ持つ蓮の頬ぉ 父ゎ一度だけ叩きます
叩かれ 完全なる父のぉ人形に 再び戻されたぁとの蓮ゎ
何度も何度も押し当てられる 火の点く先端にも
もぅまったく ピクリともしなくなります
満足気に そして子どものよぅな顔ぉする父
押し当てられるたび 肌ぉ焼かれるたびに 白く煙が立ち上ります
「奇譚クラブ」ぉ 読むのが 好きデス
小説や
そこに添ぇられてぃる 責め絵や縛り絵
古ぃ時代の緊縛写真など
蓮の惹かれて止まなぃものが 咽かぇるほど 溢れてぃます
なかでも とくに好きなのゎ
意外に思ゎれるかもしれませんが 『目次』のページなのデス
そこにゎ 端的で 魅惑的な言葉が並び
その言葉ぉ見てぃるだけで クラクラとして
そんなとき 膝と膝ぉキツく閉じ合ゎせ
女の奥の方ぉ絞れば それだけで イクことができます
ぁる日 昭和29年発行「奇譚クラブ」の目次ぉ見てぃるとき
こんな見出しに 蓮ゎ 釘づけになりました
折檻 [鞭打ち、灸責め、煙管責め、海老責め] 南川和子・画
そして すぐさま そのページにて こちらの絵にめぐり合ぃました
蓮にとって ぁまりに生々しぃ この折檻…
ただ
絵の中の男が持つ線香ゎ 灸ぉぁぶるためのもので
直接 肌に 線香の火ぉ 押し当てられる蓮ゎ
「灸責め」でなく 「線香責め」でしょぅし
煙草の火で 肌ぉ灼かれますが 煙管でゎ まだぁりません
(蓮ゎ昔 女郎の持つような 赤ぃ 女物のキセルぉ 父に贈ったことがぁります)
(そのキセルが 頭から離れなくなって ふるぇてふるぇて しよぅがなぃのデス…)
蓮にとって ぁまりに生々しく 恐ろしぃ こちらの絵デスが
書き込まれた線が 非常に少なぃ上
描かれてぃるのが 地味で陰湿な折檻デスので
ぁまり興味ぉ惹かれなぃ方も 少なくなぃはずデス
南川和子につぃてゎ
昨年9月に亡くなられた 濡木痴夢男先生が
先生の著 『「奇譚クラブ」の絵師たち』の中で 取り上げてぃらっしゃぃますが
その一字一句が 本当にその通り。。。 としか 言ぇなぃほどで
また それ以上の言ぃ回しなど 今の蓮にゎ 到底無理なことデスので
不躾でゎぁりますが 一部抜粋にて引用し 紹介させて頂きます
『そして、状況としては、形としては一応は縛られているのだが、その縄の量が極端に少ない。したがって、これは緊縛画ではなく、あきらかに「責め絵」なのである。』
『喜多玲子の画は、縄の存在が大きく、縄そのものに描き手の意思や欲望がこめられていて、それゆえに、「緊縛画」とか、「縛り絵」と呼ばれる。南川和子の場合は、縄の表現に、それほどこまかい神経は使っていない。』
『苦悶に悶える女の姿態、表情、そして髪の毛の乱れに欲望をそそぎこんでいる。ずばり「責め絵」と呼ぶべきなのであろう。あるいは「苦悶絵」と称してもいい。』
『女の心を踏みにじり、抵抗を封じ、無理やり苦痛を与えるといった、強い虐待の意思がみえる。』
『女の肌へ針を突き刺すとか、お灸をすえて火をつけるとか、髪の毛を引っ張るとかの、女体への局部的苦痛と、さらに肉体そのものを極度に屈曲させ、あるいは反転させて固定することを「責め」の目的としている。』
『それゆえに南川和子の責め絵は、縄を無駄なく、少なく効果的に使って虐待への意思を高めている。』
『相手の女に、被虐の快楽とか、陶酔感を与えずに、ただ苦痛のみを加えたいという願望から表現された画であるがゆえに、独特のきびしい、残酷な迫力が生まれるのである。』 (濡木痴夢男著『「奇譚クラブ」の絵師たちより』)
オビエル レンヲ タタイテ オニンギョウニ シテ ユックリ ソレカラ ヤク
先日の秘密倶楽部・・・
神凪さん、神楽さんぉ ぉ迎ぇしての 素晴らしぃ緊縛LIVE
そして そのオープニング・アクトとして「小雪と秘子」にも 登場頂きましたが
当初 春兜京・蓮の出演ゎ 予定されてぃませんでした
ただ 直前 SM界で ちょっとした騒動がぁり
それで 父が ぉ客さまに少しぉ話しぉする その間
ごく短ぃ時間
蓮ぉ伴ぃ舞台に上がると 聞かされました
蓮ぉ縛りながら ぉ話しすると言ぅのデス
5分程度… と 言ゎれてゎぃましたが
5分もぁれば 何でもできます
地下プロレスの舞台でゎ 持ち時間ゎ 5分
リング上 その5分で 何が行ゎれたかゎ
それだけで 十分 ブログネタになるので 今日ゎ書きません
とにかく 5分もぁれば 何でもできる 春蓮デスが
ぁぃかわらず 何ぉするつもりなのか 父も言ぃませんし
蓮も 訊ねたりしません
大荷物ぉ 車に積み
秘密倶楽部ぇ向け 出発してほどなく
「蓮!傘もってくれへんか?」
「(@_@;)? か かさ??」
「ちょー♪カワイイ傘♪ アンティークのちょーカワイイ傘買うたから!それ持って♡」
「(;一_一) ぇ~??! 持つって... 蓮が 傘さして入るってことぉ~?」
「ヾ(。`Д´。)ノ ちがう! オマエがいつもやってくれてるよーにや!」
「オレに さしてくれ! ( ̄▽+ ̄*) 」
ホントーに ホントーに
なにもかも 直前に 言ゎれます。。。
数年前の人気ドラマ 『JIN』 の 作中でも 描かれてぃた 釣責ゎ
江戸時代 法の中で認められた 拷問デス
牢問での責苦にも 白状しなかった容疑者ゎ
ぃよぃよ 釣責にかけられるのデスが
技法としてゎ
その容疑者の 両手に
手首の 肉と皮が 剥けなぃよぉ 紙と藁ぉ 巻き
後ろ手に縛って
高ぃ場所から 吊り下げる とゆぅもので
腕が 急激に捻じれ上がって 骨が折れなぃよぉ
余った縄ぉ 胸に回して固定するナド
工夫されてもぃました
近年まで この様相ぉ呈した 法に依らなぃ拷問ゎ 世界各地でみられ
もちろんそれゎ
極端な差別主義に囚ゎれた狂人の 鬼畜な行ぃ でしかぁりません
蓮の 恋ぃ焦がれる 吊り責め と 拷問でしかなぃ 釣責 …
ご覧になる方にゎ まったくの別物と 映るのでしょぉか
それとも やはり
鬼畜な行ぃ なのでしょぉか
個展等 拝見して 内容に触れたときや
その展示作家さまと ぉ話しさせて頂ぃた ブログ記事の際ゎ 別にして
蓮ゎ こちらの場所で 特定の方のぉ名前ぉ挙げることゎ 控ぇてぃます
ぁぃかゎらず 緊縛界の隅っこに居るだけの 蓮デスので
どなたかのぉ名前ぉ 出すことによって
その方のぉ名前ぉ
よもや 売名行為のよぅに 利用する形になってゎぃけなぃ・・・
そぅゆぅつもりが 一切なくとも
結果的に そぉ感じる方がぃるかも知れない との 危惧から
それぞれの方の ぉ名前ゎ出さずに
蓮に言って下さった その言葉だけぉ 引用する形で
これまで 記事にしてきました
今回
先日 志摩紫光先生に ぉ目にかかったときのことぉ
ほんの少しだけ 書こぅと思ぃます
志摩先生のぉ名前ぉ ぁぇて こちらでぉ出しし 記すのゎ
蓮が こちらで何ぉ書こぅが もちろん 全く揺らぐことのなぃ
ぁまりに大きな存在でぃらっしゃぃますので
かぇって 匿名にする方が失礼と思ぃまして 今回ゎ そぉさせて頂ぃてます
志摩先生に ぉ目にかかるのゎ
昨年10月に 執り行ゎれました 『小妻要・参代目彫よし 二人展 「孤狼展」其一』 以来のことで
その時ゎ ご挨拶程度でしたので
ぉ話しさせて頂くのゎ 1年半振り位のことになります
サングラス越しにも伝ゎる 柔らかぃ笑顔で 蓮と 握手ぉして下さり
開口一番
「からだ 大丈夫?」 そぉ ぉっしゃぃます
蓮ゎ 一瞬
蓮の病のことぉ 気遣って下さる言葉かと思ったのデスが
すぐに
「あの縛りと責めによく堪えられてるよね。」
「この子は 身体大丈夫なのかって いつも心配しちゃうよ。」
そぉ 続けてぉっしゃったので そちらのこと・・・と 合点がゆきました
「完全に からだ預けてるのが 凄く伝わる。」
「からだ預けてるとゆうか 命預けてるなもう。」
「命懸けでなけりゃ 受けれない責めだよ あれは。」
命懸け。。。
見る方が見ると そぉ見ぇるのデスね
一途一心 ・・・ ただひたすら ひたむき
父が言ったこと… 言ぃ出したことぉ
すぐに 真ん中に 据ぇたりゎしません
男の言ぅことなど
どこか 仮の引き出しにでも 入れて置けばよぃのデス
蓮にゎ 生まれつきなのか どぉなのか
その引き出しが 沢山ぁって
沢山ぁっても
どこに
なにが
入ってぃるのか
極めて 正確で
なので ここぞのときに すっと取り出し
きちんと整ぇ
真ん中に 据ぇるのデス
多くのM女さまゎ 蓮より 遥か遥か従順なせぃか
主の言ぅことぉ
押しなべてダイレクトに受け取られてぃる との 印象ぉ 持ってぃますが
それがもとで
のちに かぇって不信感に苛まれるご様子も 時に 見聞きもします
蓮が 一般に言ゎれる 「一途な女」とゎ 違ぅのかもしれませんが
ただ ひたすら ひたむき・・・
「一途一心」なのゎ
よくゎかってぃます
自分のことデスから
『なぜ これほどまでに 縛られたぃか…
それゎ 魂ぉ鎮めるため』 (蓮ブログ「鎮魂(たましずめ)より」)
昨年のイブの日
「鎮魂(たましずめ)」とゆぅタイトルで こぉ 蓮ゎ記しました
ただ 通常 蓮ゎ
「なぜ縛られたぃのか」につぃて まったく考ぇたりしません
縄好きの女性の皆さまが
悩んだり
また 迷ったりしてぃるときに限って
「なぜにこんなにも縛られたいのか。」につぃて
悶々としてぃるご様子ぉ たびたびぉ見かけし
それなら 蓮も考ぇてみましょ と
さらりと自然に浮かんだのが 「鎮魂(たましずめ)」だったとゆぅことデス
なぜ 縛られたぃか… ゎ
なぜ 生きるのか と 同じで
なぜ? どぅして? ぉ 探し求めることに 大した意味ゎなぃのだと思ぃます
大した意味がなぃ どころか
蓮にとってゎ 無駄な時間にさぇ 思ぇてしまぃます
蓮ゎ ただただ 縛られ
ただただ 生きるのみ
無我に夢中に そぉしてぃるだけで
理由など 必要としなぃからデス
ぁる日のタクシーの中
ちょっとした雑談からふと
「蓮おまえ 何のために生きてる? 蓮は何のために生きとんのや?」
そぉ 父に訊かれたのデスが
即座に 蓮ゎ
「何のために生きるとか…
死ぬ間際になってやっと 何のために生きてきたと 知るものだしー
死ぬ間際に知ればぃぃ その程度のものぢゃなぃんデスかー」 そぉ 答ぇました
「おまえは いっちいち言うことが深いわっ!」