清浄生掛『丹治蓮生堂』

蝋燭が　日本に伝ゎったのゎ　奈良時代

仏教伝来とともに　中国から　蜜蝋燭がもたらされたのが　始まりと言ゎれてぃます

平安時代になると　蜜蝋に代ゎり　松脂蝋燭が

そして　櫨(ハゼ)の実ぉ使った　和蝋燭の始まりゎ　室町時代の頃だそぉﾃﾞｽ

ただ　櫨の和蝋燭ゎ　高価な物で

江戸の後期でぁっても　裕福な商人やぉ武家さまが　主に使用し

ほとんどの一般庶民ゎ　菜種油の灯りぉ　使ってぃました

和蝋燭の特徴ゎ　蝋となる材料だけでなく　その灯芯にも　ぁります

乾燥させた　イグサの髄ぉ　手作業で抜き取り

何枚もの和紙と　真綿ぉ巻ぃて作られる灯芯ゎ　太く　張りがぁり

そのため　西洋ロウソクに比べると　その炎ゎ大きく

風に強くて　火持ちが良ぃのﾃﾞｽ

神秘的に　美しく揺らぐのゎ　和蝋燭の構造が　中空でぁるからで

燃ぇながら

絶ぇず　酸素と蝋ぉ　供給し続けられるためﾃﾞｽ

(ァァ　ウツクシク　ユラユラ　モエナガラ　タエズ　アタエラレル　・・・)

今回　父が手に入れてくれた　和蝋燭ゎ

『丹治蓮生堂』　の　ぉ品ﾃﾞｽ

和蝋燭の製造方法にゎ　大きく分けて　二種類がぁり

型に蝋ぉ流して作る　「型流し」　でぁれば　幾らか　大量生産も可能ﾃﾞｽが

『丹治蓮生堂』　の　和蝋燭ゎ

手間も時間もかかる　「清浄生掛」　で　作られてぃます

絵看板にも　「清浄生掛」　の言葉が　・・・

清浄　。。。　清らかで　穢れのなぃこと

生掛　。。。　芯に　蝋ぉ塗ってゎ乾かす　手作業ぉ繰り返すこと

直接的にゎ　この様な意味ぉ　表しますが

古来より　日本人ゎ　蝋燭の明かりに

「穢れぉ清めるとぃぅ神聖な意味」ぉ　込めてきたことが　ぅかがぃ知れるよぉな言葉ﾃﾞｽ

明治中期に創業された『丹治蓮生堂』ゎ

京都にぁってゎ　老舗とゎ言ぇなぃ歴史なのでしょぉが

今の四代目の　曽祖父が

当時　京で一、二とゆぅ　創業二百数十年の老舗蝋燭問屋に　徒弟奉公してぃたとき

何らかの事情で　閉店ぉ余儀なくされた　そこの店主が

技術と伝統の継承ぉ　初代(曽祖父)に　託したとぃぅ

古の製法ぉ守り続ける　由緒ぁる　和蝋燭専門店ﾃﾞｽ

父ゎ　こちらのぉ店が　とても気に入ったらしく

蓮ぉ連れて　再訪すると　言ってぃました

逆さ吊りの季節(盂蘭盆会)

春兜京サイトに　蓮のぉ部屋がぁったのゎ

2010年4月某日より　昨年　2012年12月31日まで

時にゎ　日に複数回更新しながら　毎日　欠かさず　書き続けてぃました

特別な日にゎ　特別な記事ぉ

また　その季節に合った　歳時記のよぉな記事も　書ぃてきました

春兜京サイトでの　3度の夏が過ぎ

こちらの　蓮の公式サイトで迎ぇる　初めての「ぉ盆」ﾃﾞｽので

これまで通り今日も　“逆さ吊り”　につぃて　記したぃと思ぃます

「ぉ盆」とゆぅ　慣れ親しんだ言葉ゎ

仏教で言ぅところの　「盂蘭盆会(ぅらぼんぇ)」ぉ　略したもので

その語源ゎ　梵語の【ｳﾗﾝﾊﾞﾅ(ullanbana)】から　きてぃます

【Ｕｌｌａｎｂａｎａ】　・・・　　直訳すると【逆さ吊り】の意ぉ持ち

【倒懸】　人の手足ぉ縛って　逆さまに吊るすこと　“非常な苦しみ”　の　例ぇ　でもぁります

ぉ盆の行事の由来ゎ

ぉ釈迦様の弟子のぉ一人　目連尊者が

神通力によって　亡き母が餓鬼道に落ち　逆さ吊りにされて苦しんでぃることぉ知り

その後　お釈迦様の教ぇで　目連は徳ぉ積み

その功徳によって　母親は極楽往が遂げられた　とゆぅ　ぉ話しからきてぃるそぉﾃﾞｽ

また　これゎ　最近　聞ぃたのﾃﾞｽが

人ゎ皆　「逆さま」に生き

だからこそ　迷ぃや　苦しみから　逃れられなぃのだと　。。。

この真意につぃてゎ　来年にでも　書きましょぅ　か

いやぢゃ！　そちがやれ！

全国津々浦々に　御座します　父のぉ客さま

ぃつも　ぉ世話になってぉります

ぁりがとぅござぃます

すこし前より　父が　『殿』　になってぃるのゎ　ご承知でしょぉが

すぐ　飽きると思ぃますので

今しばらく　ご辛抱の上　御付き合ぃ下さぃませ

ぁ　面倒でしたら放ってぉぃて大丈夫ﾃﾞｽ

武道から見ぇてくるもの　教ぇ

取ったり

詰めたり

計ったり

武道にぉぃて　共通して　もっとも大切と　されてぃることに

【　間合ぃ　】　が　ぁります

空間的間合ぃ　　時間的間合ぃ　　心理的間合ぃ

この概念ゎ　武道のみならず

日本の文化の　美しぃ側面としても　重視されてきたもの　とゆぅ印象ﾃﾞｽ

SMにぉぃて　この間合ぃゎ

主(ぉも)に　主(ぁるじ)側が　掌握し　ｺﾝﾄﾛｰﾙしてきたもの　と

これまで　見聞きしたことから　　蓮ゎ　感じたのﾃﾞｽが

実際に　掌握や　ｺﾝﾄﾛｰﾙが　できてぃることゎ　稀で

だからこそ

掌握されるべき対象ゎ　それこそ　難行苦行

ますます　苦しみゎ増すばかりのご様子　。。。

間合ぃゎ　固定化されたものでゎなく　その状況で　千変万化もしますし

相手の間合ぃに寄らず　自分の間合ぃで　戦ぅことが

勝敗や　時に　生死にも関ゎるのﾃﾞｽから

その修得に　武道家達ゎ　心血ぉ注ぐのﾃﾞｽ

苦しみから　解放されるにゎ

間合ぃぉ預け　掌握されるにふさゎしぃ　　それが可能な　力ぉ持つ　主ぉ探すか

こちら側が　間合ぃの　所作ぉ　身に着け　　それこそ　間合ぃの達人になるしかぁりません

そして　生意気ぉ承知で　書き加ぇますと

精神的間合ぃぉ　コントロールできなぃよぅでゎ

日頃の　行為としてのＳＭも　貧寒なものとなるよぉな気がします

情歌

三千世界の鴉を殺し　主と朝寝がしてみたい

　情歌。。。　都都逸

父宛に頂ぃたメールに対して雑感

『あの部屋はもうあんまり見なくなったけど

せんせいのサロンに連れていってもらえる○○さんは、本当に羨ましいです。』

ぃつも　ヒーロー　ぉ　探してぃませんでしたか

学生なら

例ぇば　スポーツ系の部活にぉける　キャプテン

クラスの中心の　少しヤンチャな子

バイト先で　優しくしてくれる店長

大人でぁれば

仕事のできる上司

スポーツクラブの　イントラ

子供の通う　サッカーチームのコーチ

そのとき　自分が属してぃると思ぅ　環境下

ごく狭ぃ範囲で

力がぁる(力がぁるよぉに見ぇる)　ヒーロー　ぉ　探してばかり　ぃませんでしたか

「力」ゎ「力」でなくとも　「人気」だったり　「能力」だったり

この場合の　ヒーロー探しゎ

ヒーローぉ　欲してぃるからでゎなく

自分に　ヒロインの役回りぉ　させたぃから　だけで

それゎ　「主人公」としての　「ヒロイン願望」でゎ　なく

ヒーローの　相手役　としての　ヒロイン　なだけに

作り上げててでも　無理矢理にでも

どぉしても　ヒーローゎ　ぃなければならなぃのﾃﾞｽ

その場合　相手役とゎ　ヒーローぉ　思ぃ慕ぅ存在でぁればぃぃので

思ぃが叶ぃ　結ばれるか否かゎ　別物で

叶ぅための努力等　してぃる様子ゎ　まったく　皆無ﾃﾞｽ

【自分を主役にしてくれて　守ってくれる王子様が現れ

　王子様の庇護の下　周囲から慕われ愛され　お姫様の様に大事にされる】

シンデレラ・シンドローム(コンプレックス)　ゎ

程度の差ゎ　ぁれ

すべての女性が抱く　普遍的な願望の一つ　ﾃﾞｽが

この願望に深く侵され　抜け出せなくなってぃる人の特徴として

灰かぶり　でぁることの強調

他者ぇの　強ぃ羨望　が　みられます

灰かぶり(シンデレラ)　とゎ

不遇な境遇のせぃで　本当ならもたらされてぃるはずの幸せがこの手に無く

煤だらけ　灰だらけで　隅っこで忙しく暮らし

灰だらけの我が身ぉ　醜く　恥ずかしぃ　そぉ思ってぃる…　と　ゆぅことぉ

過度に　強調せずにゎ　ぃられなぃ　ことで

そぉすることで　自分に　EXCUSE(エクスキューズ)　してぃるかのよぉﾃﾞｽ

(ぃつも　自分から湧き上がってくるものからだけでしか　書きませんので　今日ゎ　文章が変ﾃﾞｽ)

十露盤責め

戦国の世　日本でゎ　様々な残酷な拷問が考案され

それが　実際に行ゎれてぃたとの　記述もぁりますが

1724年　8代将軍　徳川吉宗の下で　作成された

江戸幕府の　基本宝典でぁる

公事方御定書（くじかたぉさだめがき)　が　制定されてからゎ

笞打

石抱き

海老責

釣責

この4つが　正式の拷問と　定められました

(牢問と拷問につぃてゎ　ここでゎ割愛します)

『開函２～折檻～』　でゎ

様々なシーンで　ぉ褒めの言葉ぉ頂戴しました

その中の　一場面に　『十露盤責め』が　ぁります

「十露盤」とゎ　石抱きの際

囚人ぉ　その上に正座させるための　三角形の木ぉ並べた拷問道具なのﾃﾞｽが

蓮が座らされる　こちらの十露盤ゎ　父が　作ってくれたものﾃﾞｽ

十露盤責めゎ　一部の方にゎ　大変　人気のぁる責めで

緊縛ぉ扱ったグラビアや　AVでも

女囚が　十露盤責めにぁぅ構図ゎ　たびたび登場します

ただ　「ショー」　でゎ

「LIVE」　でゎ　どぉなのでしょぉ

考ぇてみたら　十露盤に座らせるのに　(蓮から言ぇば　“座らされる”)

後手縛りの　正座する女ぉ　抱ぇ上げ

十露盤上に　置かなければぃけなぃのﾃﾞｽから　(それも恰好よく)

複数の　サポートが入るのが可能な　撮影時と違ぃ

全てぉ　ぉ見せするショーの場で　実際　行ぅのゎ　難しぃでしょぅし

また　蓮が　自分で座ったりしたら　とても　興醒めﾃﾞｽ

(自分が一番興醒めします)

この　十露盤責めのシーンにつぃてゎ　まだ　書きたぃことがぁります

折檻ショー

『開函２』　の　サブタイトルとして　父が　～折檻～　と　つけ加ぇました

『開函２～折檻～』

蓮ゎ　このタイトルが　とても　すきﾃﾞｽ

昨今　「SM」ぉ　題材としたショーゎ

地方での状況ゎ　ゎかりませんが

都内　もしくゎ　都内近郊で言ぇば

かなりの頻度で　見ることができるのでゎなぃでしょぅか

「SM」ぉ　題材にする　と　一言で言っても

けして　一括りにゎできなぃほど　その幅ゎ広く

その嗜好の方にゎ　たまらなぃ…　スカトロぉ　全面に打ち出したショーから

サブカル的に　「SM」ぉ　モチーフとして取り入れたよぅなものまで

興行内容ゎ　多岐に渡り　実に様々な解釈のもと　披露されてぃるよぅﾃﾞｽ

江戸時代の頃より　日本でゎ

歌舞伎や　浄瑠璃の演目に　「責め場」が　登場するものも多く

大正や戦前のぉ芝居でも　同じ様に「責め場」が　評判となったものもぁるよぅﾃﾞｽが

「SMショー」として　興行され始めたのゎ　ぃつ頃からなのでしょぉ

調べてみると

昭和27年11月号　奇譚クラブ　の記事　【ストリップ變態記】の中で

“サヂとマゾ”　ぉ　扱った　ストリップショーぉした　との　記述がみられます

“サヂ”　とゎ　執筆者さまが　その前文で　“サヂスト”　と　書かれてぃたので

それぉ　略したものと思ゎれます

ちなみに「變態(変態)」とゆぅ言葉が広まり始めたのゎ　大正2年前後からと　言ゎれてぃます

雑誌等でゎ　その頃ゎまだ「SM」より「MS」の表記も　多くみられるよぅな状況ﾃﾞｽから

アブノーマル性癖の世界でも

「SM」とゆぅ概念ゎ　存在してぃても

共通言語としての「SM」ゎ　生まれてなかったのかもしれません

(今書ぃてぃて　共通言語として存在するのゎ難しぃ　と　思ぃ直す…　覚書)　

『開函２～折檻～』でゎ　様々なシーンで　ぉ褒めの言葉ぉ頂ぃたのﾃﾞｽが

その中の　一場面に　『十露盤責め』が　ぁります

愛と誠

細紐で　親指ぉ括られ　重ね合ゎせて絞られ　拘束されるのゎ　この時が初めてでした

 　(「女體の縛り方十五種」より)

親指だけ　だとゆぅのに　すべてぉ掌握され

ぁらがぇなぃ気持ち

従ぃ　平伏す気持ちになるにゎ　十分な縛りでした

手首ぉ重ねて　そこだけで吊り下げる…　ことも

実際にゎ　(殺してしまぅつもり以外で)　不可能だと　思ゎれますが

フィクションの世界でゎ

親指ぉ括って　そこだけで吊り下げる鬼畜な構図も　描かれたりしてぃます

昭和の頃ゎ　コミックや映像世界でも

ぃぃか悪ぃかゎ　別にして

差別的で　残酷な描写の制限も　今ほどゎぁりませんでした

なので　酷ぃ暴力　リンチ　拷問等

作り物だとゎぃぇ

幼ぃ蓮も　目にする機会が　日々多々ぁるよぉな　そんな時代でした

蓮の記憶に　強く残る　残酷描写に

漫画　『愛と誠』　に登場する　幾つかの場面も　含まれてぃます

『 愛は平和ではない、愛は戦いである。　武器の変わりに誠実(まこと)があるだけで 　それは地上における　最も激しい、厳しい、自らを捨ててかからねばならない戦いである。　 我が子よ、このことを覚えておきなさい。 （ネール元インド首相の娘への手紙』）』

シチュエーションの詳細ゎ　まったく　覚ぇてぃません

綺麗な女性が

親指ぉ重ねて　括られただけで(針金だったかもしれません)　吊り下げられ

一本鞭で　打たれるシーン

その時の

裸ぉ露ゎにされる　恥ずかしさ

羞恥の気持ちに　シンクロしたとゆぅよりも

「括られる」

「吊られる」

「一本鞭」

そちらの方が

衝撃的で　 痺れるよぉな記憶として　残ってぃることに

今さらながら　自分でも驚かされます

Magical　Hair

古より　日本でゎ　　“髪”　ゎ　神様の　“神”　でぁり

髪の毛ゎ　神様に通じるもの　と　考ぇられてぃました

そのため

髪の毛＝生命力のシンボル

命の化身として　崇められてぉり

願掛けや　呪ぃといった　様々な信仰や　呪術に　使ゎれてもきました

命の化身と　捉ぇてぃたくらいですから

『髪ゎ肉体の一部』　とゆぅ意識も　かつてゎ　非常に強かったのﾃﾞｽ

(髪を切ることゎ　すなゎち　身ぉ切ること)

もちろん　髪ぉ崇める　文化や風習ゎ　日本だけでなく　世界中にみられ

ﾖｰﾛｯﾊﾟでゎ　亡くなった身内や　大切な人の髪の毛ぉ　ｱｸｾｻﾘｰにして残し

それぉ　身に着ける習慣が存在したり

『髪に魂が宿る』　とゆぅ　共通する感覚ゎ　ﾋﾝﾄﾞｳー教も同じで

髪ぉ切らずに　伸ばしてぃる　修行者たちもぃるそぉﾃﾞｽ

ただ　仏教でゎ

髪ゎ　権力や精力の象徴でぁり

身体装飾するのにも　最も適した場所　とゆぅ　考ぇが強く

それゆぇ　仏の道に入るにゎ　それらぉ放棄する意志ぉ　髪ぉ剃ることで表してぃます

そして　世界の一部でみられる

女性が　髪ぉ隠すことに対する　厳格な規律　…

髪＝性的なもの　と　捉ぇられてぃるため

髪ぉ出すことゎ　裸ぉさらけ出してぃるのと　同じことで

裸ぉ晒し　魂が宿る髪までもが　凌辱される蓮　ゎ

ふしだらの極み　と　言ゎれても　仕方がぁりません

また　ぁぶな絵や　責め絵のなかで

美しく結ぃ上げられてぃたでぁろぉ　文金高島田が

竹の笞で　酷く打たれたせぃで　崩れ落ち　乱れ飛ぶ姿ゎ

乱れてもなぉ　匂ぃたつ色香ぉ　放ち

髪ゎ　女の本性

『性』ぉも　みせてくれるのﾃﾞｽ